ミュージカル~四月は君の嘘 コンセプトアルバムを語りたい!~前編~

ミュージカル~四月は君の嘘 コンセプトアルバム 感想~前編~

   

どうも。さんぱす(@colorfulsquaree)です。

  

今回は雑談記事です。

  

2022年5月から7月にかけて公演された「musical 四月は君の嘘」

君嘘ファンである私も観劇し、live配信も見させていただきました。

  

一言で言うと、「本当に素晴らしかった。」

  

キャストの皆さんの演技・歌声、時間の都合上削られた部分もあったものの、構成や魅せ方、どれも素晴らしく、見終わった後は原作の漫画を読んだときに陥った”放心状態”になったほどです。

それぐらい良かった。

  

あまりにも良すぎたので、そのミュージカルの楽曲が収められた「コンセプトアルバム」を聴きまくり、思いの丈を語りたいと思います。

  

  

本編

  

さて、収録曲は全11曲。

1曲ずつ歌われた場面や観劇した時の思い、好きな歌詞に思いを馳せ、語ります。

  

M1:僕にピアノが聞こえないなら If I Can’t Here The Music / 小関裕太

タイトルから分かる通り、公生のピアノが聞こえない心情を歌った歌ですね。

ミュージカルでは冒頭で公生の絶望を表すように歌われます。

「僕にピアノが聞こえないなら~♪」がすごく耳に残る曲ですね。

  

・好きな歌詞:

  

「僕にピアノが 聞こえないなら 僕の世界は 色を失い 飲み込まれる 白と黒の孤独な檻に」

   

ピアノの音が聞こえなくなって、世界がモノクロに見えてしまう公生の心情を現していて、「白と黒の孤独な檻」っていう表現もセンスのいい言葉で素敵だなと思います。

  

  

M2:映画みたいに Just Like A Movie / 木村達成

「まるで映画~♪」で始まる楽曲。

初めてかをりのヴァイオリンをコンクールで聴いた後、渡の元に駆け寄るかをりを見て「まるで映画みたいだ。」と思いながら歌う歌ですね。

「君は主人公 僕はただの友人A いつまでも」 に公生の心情がよく現れていますよね。

   

でもこの曲はミュージカルで見た時、さらに評価が上がった曲かもしれません。

「君は主人公 僕はただの友人A」と自分はただのエキストラだからと遠くを見ている公生をすれ違いながら、かをりが見ているんですよね。

かをりは公生を見つめているのに、公生は気づいてないっていう演出。

「くぅ~~~。」って思わず唸りましたね。

   

好きな歌詞:

  

「君には見えない 僕のことが 誰でもないから」

   

公生が自分はエキストラ、ただの友人A。だから、まるで映画の主人公のような君(かをり)の目には映っていないだろうと思い込んでいるのが分かる歌詞。

実際はかをりは公生のことを見ているのに。

  

   

M3:君がわからない Who Put You In Charge Here? / 小関裕太 生田絵梨花

渡の代役として公生をカフェに連れだしたかをりとの2人のシーンで使われた楽曲。

「君の心覗き込みたい 何を考えてるの?」が印象的な曲ですよね。

   

突然”代役”として振り回してくるかをりに困惑している公生。

自分といても楽しそうじゃない、ピアノを弾いてと言っても弾かない公生に疑問を持っているかをり。

そんな心情が現れているんじゃないでしょうか。

  

曲調が明るく、2人の掛け合いも可愛いですし、劇中ではアンサンブルの皆さんのダンスもコミカルで可愛らしく、思わず笑顔になる楽しい曲ですね。

  

好きな歌詞:

  

「もう一度君の音楽が聴きたい」

   

これは公生・かをりの2人で歌うパートなんですけど、2人の思いが込められてるからこそ、意図的に2人で歌うパートにしたんだと思うんですよね。

  

かをりはもちろん憧れの公生のピアノをもう一度聴きたいと思っているし、公生は原作でかをりのヴァイオリンを聴いてから、「もう一度聴きたいけど、聴きたくない。もう一度会いたいけど、会いたくない。」って思っていたらかをりが突然現れるっていうシーンの後ですからね。

  

だからお互いに相手の演奏をもう一度聴きたい思っている気持ちを、2人が歌うことで現しているんじゃないでしょうか。

   

   

M4:Perfect / 生田絵梨花

少し場面は戻って、かをりがコンテストで初めて公生にヴァイオリンを聴かせるシーンで歌われた楽曲。

これは劇中でも何回か歌詞を変えて歌われので「かをりといえば」という曲になっているんじゃないでしょうか。

生田さんって低音も高音も力強く歌えるから、もう聴きいってしまいますね。

  

好きな歌詞:

   

「今始まるの 私の奏でる物語 あなたに届けたい 私の音 あなたがくれたの 私の世界に 自由な翼」

   

もうどんな思いで舞台に立ってヴァイオリンを公生に聴かせたのか、嘘をついてまで公生に近づいて、やっとの思いで憧れの人に聴いてもらえるというかをりの思い。

そう考えるだけで涙が止まりませんでした。

  

そしてタイトルが「Perfect」

  

そんなはずないのに、「Perfect」と言えてしまうかをり。

公生に近づけてヴァイオリンを聴いてもらって、あとは一緒に弾くことが出来れば・・それで「Perfect」と思ったんでしょうね、きっと。

その思いを考えたら涙が・・

  

  

M5:The Beautiful Game / 水田航生 コーラス

渡の最後のサッカーの試合の時に歌われる楽曲。

ザ・青春って感じですよね。水田さんもアンサンブルの皆さんもダンスがキレキレで、かっこいい青春が詰まった曲でした。

結果的には試合は負けてしまいますけど、それでもBeautiful Gameと言える強さを感じますよね。

  

好きな歌詞:

  

「It’s so Beautiful Game」

   

この歌詞からの「Oh Oh Oh..」って続く盛り上がりがたまらないです。

  

  

M6:月の光 Where’s My Superhero? / 唯月ふうか

椿 楽曲。

徐々に公生が弟ではなく、一人の男の子で大切な人なんだと椿が気付いていく・・

そんな心情を歌った歌ですかね。

ピアノの音と唯月さんのせつなさと強さを交えた歌い方で聴かせる楽曲ですね。

   

好きな歌詞:

  

「あの頃には もう戻れないの 君の手を引いて お月さま見ていた 君は私の憧れの人 あなたのピアノが 私には恋しいの」

   

ただの幼馴染から愛しい人に変わっていく感じが出てていいですよね。

公生に向けた二人称が、前半は「君」なのに、後半は「あなた」に変わるところにそういう心情が出てるんじゃないでしょうか。

  

  

  

  

スマホでCDを聴くなら

どれも素晴らしい楽曲なので、スマホに入れていつでも聴けるようにすることをオススメします。

私はこちらを使ってスマホに取り込みました。

終わりに

はい。

ちょっと思いが溢れすぎて長くなってしまったので、前後編に分けます。

後編はM7:Speed Of Soundから 

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