零の軌跡改 プレイ日記「第90話:全ての《鍵》は・・」

第90話 プレイ感想日記「全ての《鍵》は・・」

前回のあらすじ:

ヨアヒムの研究室に残されていたファイルからクロスベルに潜伏できた理由や被害にあった子供達のこと、そしてキーアのこともヨアヒムは知っていたことが分かった。

  

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

本編

ヨアヒムの研究室に突然姿を見せたレン。

  

「君は・・いつからそこに・・?」

  

「・・気配を感じなかった・・。」

「どうやら只者ではなさそうだな?」

  

伝説の凶手《銀》にすら気配を感じさせず近づいたレン。

  

「うふふ。あなたと同じくらいにはね。」

「改めて自己紹介を。」

「《身喰らう蛇(ウロボロス)》の執行者、No, XV  ー 《殲滅天使》レンよ。」

  

レンは初めて《身喰らう蛇》の執行者だとロイド達に告げる。

あまりにも常人とかけ離れた力を持つレンの正体にロイド達はあまり驚かなかった。

むしろ一般人なはずはなかった。

  

「レン・・ひょっとして《結社》も関与しているのか?」

「この研究室の主人が起こそうとしている企みに。」

  

「うふふ・・それはないわ。」

レンがクロスベルに留まっているのはあくまでも個人的な理由だと言う。

  

「・・・・・」

「ヨアヒム・ギュンター。」

レンは語る。

  

「聖ウルスラ医科大学准教授にして、《D∴G教団》幹部司祭・・」

「全ての《儀式》の成果を集め、闇に消えた《グノーシス》の開発者・・」

「・・これでレンの知りたい全てが揃ったわ。」

  

「・・そうか、君は・・。」

  

レンはヨアヒムにあたりは付けていたが、決定的な証拠は得られていなかった。

しかし、それが今手に入ったと言う。

「ーー”彼”のケガも治ったし、お兄さん達にも助けてもらった。」

「これでやっと・・この地に留まる理由は一つだけになったわ。」

  

「え・・。」

  

レンは立ち上がる。

「エステルたちに会ったら伝えておいてちょうだい。」

「レンを捕まえる最後のチャンスをあげるって。」

「うふふ、無駄な努力だと思うけど。」

  

「君は・・一体何をするつもりなんだ?」

  

「この地のレンは《子猫(キティ)》・・気まぐれに観察するだけの存在。」

だからロイド達を邪魔する気も、手助けするつもりもないと。

  

「でもまぁ、一つだけ忠告してあげる。」

「あの子は多分、全ての《鍵》。くれぐれも奪われないことね。」

  

「・・全ての《鍵》・・。」

”キーア”のことを言っているのだろう。

  

「うふふ・・そろそろレンは行くわね。」

  

そう言うとレンは窓から飛び降りる。

同時に轟音が鳴り響き、レンを掌にのせた巨大ロボットが姿を見せる。

そしてそのロボットは轟音のエンジン音と共に去っていた。

ーーーーーーーーーーー

  

   

「・・・・・・・」

「ったく、あの秘書やろうといい、常識外れすぎんだろ・・。」

  

残されたロイド達は唖然とするしかなかった。

それはともかく、黒幕の正体も判明し、おぼろげながらその狙いも見えてきた。

急いでクロスベルに戻る必要があるだろう。

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病院はソーニャ副司令率いる警備隊が到着し、事態の収拾にあたってくれた。

銀とは病院で別れ、ロイド達は急ぎクロスベルに戻ってきた。

ーーーーーーーーーーーー

  

同日、20:45 ーー

  

ロイド達そしてダドリーは支援課ビル、セルゲイの執務室に集まっていた。

  

「ヨアヒム・ギュンター、一体どういうつもりだ!?」

「どうして自分が不利になる情報をわざわざ残したりする!?」

  

「フン、確かにな・・。」

「ーー お前達。偽装の可能性はどう思う?」

セルゲイがロイド達に尋ねる。

  

「・・正直、この状況で偽装する意味はないと思います。」

「その二つのファイルからは自己顕示欲と合わせて、何らかの狂信的なメッセージを感じました。」

「それも恐らく、キーアについて・・。」

  

「なるほどな・・。」

「・・そこまで拘らせる何かをあの子が持っているのか・・?」

  

セルゲイは白いファイルを開き、キーアが写っていた写真を取り出す。

  

「このファイルに彼女の写真が挟まっていたことの意味・・、ロイド、どう思う?」

   

「6年前までに行われていた幾つもの非道な”儀式”の数々・・」

「その締めくくりとしてキーアを利用するというメッセージかもしれません。」

  

だから ーー

ロイドは遊撃士協会に頼んでキーアを外国に逃がそうと言う。

アリオスかエステルを頼れば、リベールあたりに安全に逃してくれるはずだ。

  

「フン・・確かにそいつが一番安全かもしれんな。」

  

自分自身の手でキーアを守ることは出来なくなるが、それよりもキーアの安全の方が第一だ。

それに今からならまだ国際便が出ている。

上手くいけば、今夜中に逃すことができるだろう。

  

早速ロイドは電話をかけると受付のミシェルが電話に出た。

「ミシェルさん。支援課のロイドです。」

  

「どうしたの?ウチのメンバーはまだ戻ってきていないけど・・」

  

「そ、そうですか・・アリオスさんあたりがいつ戻るか分かりませんか?」

  

「ああ、彼ならそろそろ戻ってくるはずだけど。」

  

すると突然、電話の向こうで窓が割れる音がする ーー !

「なっ・・」

「なんなの、アンタたち!?ここは遊撃士協会 ーー」

  

さらに銃撃の音がする ーー !

  

「ミシェルさん!?どうしたんですか!?」

  

通信機を壊されたのか、電話が途切れる。

  

「おい、何があった・・!?」

  

「・・遊撃士協会が何者かに襲撃されたみたいです。」

「通信器が切れる直前に機関銃の音がしていました。」

  

「なっ・・!?」

  

連絡が途絶えた遊撃士協会・・

クロスベルの一番長い夜は始まったばかりだった・・。

  

  

終わりに

はい。

いよいよ本当のクライマックスです。

ここから怒涛の盛り上がりを見せますので、お楽しみに。

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