零の軌跡改 プレイ日記「第85話:主治医」

第85話 プレイ感想日記「主治医」

第85話 プレイ感想日記「主治医」

前回のあらすじ:

居なくなった失踪者とルバーチェ、そしてグノーシスの脅威・・。

クロスベルに最も長い一日が訪れようとしていた。

   

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

本編

ルバーチェの館を捜索した同日、15:00  ーー。

ロイド達は遊撃士に協力を仰ぐために、早速クロスベル支部を訪れていた。

   

「ーー なるほど。そんな事になっていたとは。」

遊撃士は事情を話すと直ぐに、受付のミシェルとアリオスが応対してくれた。

  

「うーん、失踪者の噂についてはこちらも掴んでいたけど・・今回は完全に出遅れちゃったわね。」

「しかもよりにもよってその教団が出てくるなんて・・。」

  

アリオスも参加した教団壊滅作戦 ーー

全てのロッジを制圧したが、残党が地下に潜った可能性は十分ある。

  

特に犯罪組織が手を貸せば、より潜伏しやすくなる。

まさにルバーチェはうってつけの隠れ蓑だったわけだ。

  

いずれにしてもまずはマフィアと失踪者を手分けして探すことが先決だ。

それが教団の残党を炙り出すことにつながるはずなのだから。

  

遊撃士は市民に失踪者が出ている時点で、協力は惜しまないと言ってくれた。

  

「・・助かります。どうかよろしくお願いします。 」

  

「ああ、こちらこそ。」

  

「そうと決まれば役割分担を決めておきたいところだが・・。」

「エステルたちはともかく、他のメンバーはどうしている?」

アリオスがミシェルに尋ねる。

  

「幸い、スコットとリンたちにも緊急の仕事は入っていないわ。」

「エステルちゃんたちを含めたら、総勢7名は確保できるわね。」

   

「よし、全員に招集をかけてくれ。今日中に目ぼしい場所は回れるようにしておきたい。」

  

「オッケー。それじゃ、連絡してくるわね。」

相変わらずのフットワークの軽さでテキパキと動き出す遊撃士。

ミシェルが席を外し、少しアリオスから警察にいた頃の話を聞いていると、ちょうどエステル達が帰ってきた。

  

「ただいま~。」

「エステル、ヨシュア。それにシズクちゃんも・・。」

シズクの外出日だったが、アリオスが都合がつかず、エステルたちがシズクの相手をしていたようだ。

  

「エステル、ヨシュア。面倒をかけて済まなかったな。」

  

「えへへ、気にしないで。」

「シズクちゃんと一緒にいられてすごくラッキだったもん。」

エステルは無邪気に笑う。

  

「ーー ところで、ミシェルさんから聞きましたけど・・何でも警察と非公式に協力することになったとか?」

  

「ああ、他の連中が集まり次第、説明させてもらおう。」

ーーーーーーーーーーーーー

 

  

その後終結した遊撃士のメンバー一同とそれぞれの役割分担を確認し、ロイド達は一旦支援課ビルに戻る事になった。

「それではシズクちゃんは責任を持って預からせてもらいます。」

行方不明者捜索で全員が出払う遊撃士協会より、セルゲイやツァイトがいる支援課ビルのほうが安全なため、シズクを預かることにしたのだ。

  

「ああ、よろしく頼む。」

「シズク、いい子で待っていてくれ。」

  

「うん、お父さん。・・その・・お父さんたちも気をつけてね。」

  

「ああ、心配するな。」

  

行方不明者の捜索は遊撃士に任せ、ロイド達はヨアヒムからの薬の解析結果を聞いて、すぐに動けるよう支援課ビルでの待機という役割分担になった。

  

「何かあったら遠慮なく、ギルドに連絡してきて頂戴。」

「こちらも何か分かったら、支援課に連絡させてもらうから。」

  

ミシェルたちに礼を言い、遊撃士協会を後にする。

ーーーーーーーーーー

  

  

同日 ーー 17:00 ーー

   

ああっ!遅い、遅すぎんだろ!?」

「あの先生、午後には連絡をくれんじゃなかったのか!?」

  

ヨアヒムからの連絡を待つロイド達だが、もう夕方になってしまった。

  

病院の受付に連絡すると、研究室に籠って熱心に調べているらしいが・・。

こうなったら、直接出向いて確かめた方がいいだろう。

ギルドとの連携はセルゲイに任せて、ロイド達は病院に向かうことにする。

ーーーーーーーーーーーー

  

早速バスに乗ってウルスラ病院に向かおうとするが、夕方にしては珍しく随分と人がバスを待っている。

話を聞くと、やはりバスが遅れているようだ。

どうしたものかと考えているとエニグマが着信を知らせる。

電話に出るとダドリーからの連絡だった。

  

「ダドリーだ。そちらの状況はどうだ?」

  

ロイドは遊撃士の協力を取り付けたことを伝える。

ダドリーの方は、ルバーチェが消えたことに上が気づき始めたが、まともに動けるには今しばらく時間がかかりそうだと言う。

そして、空港の爆破予告の方は完全にガセだったらしい。

  

恐らく、一課の目をルバーチェから逸らすことだけが目的だったのだろう。

ロイド達はこれからの動きとして、成分調査の連絡が遅れているため、これからウルスラ病院に向かうつもりだと伝えると、「なんだ、まだ聞いていないのか?」と正確な時間を決めておけと釘を刺される。

  

「薬の成分が明らかになればこちらも上を動かしやすくなる。」

「その医師とやらの働きには期待したいところだが・・。」

「・・そういえば、何という名の医師なんだ?」

  

「ああ、言ってませんでしたか。ヨアヒム・ギュンターと言って神経科と薬学担当の准教授です。」

「30代半ばくらいですけど、かなり有能という評判ですね。」

  

「ふむ、それなら少しは期待できるかもしれんが・・。」

「ーー ん?」

  

ダドリーは何か引っかかったようだ。

  

「? どうしました?」

  

「ちょっと待て・・ヨアヒム・ギュンターと言ったか?」

  

「ええ、そうですけど・・会ったことがあるんですか?」

  

「・・・・・・・」

  

「あの、ダドリーさん・・?」

  

「・・会ったのは2ヶ月ほど前のことだ。」

「アルカンシェルのプレ公演で市長を暗殺しようとした犯人 ーー」

「アーネスト元市長秘書の取り調べをしている最中にな。」

  

「え。」

    

「アーネストは完全に錯乱していた・・」

「そこで仕方なく、彼が以前から相談を受けていたというカウンセラーをウルスラ病院から呼び寄せたんだ。」

「それでようやく、まともに事情聴取ができるようになったんだが・・。」

   

「ちょ、ちょっと待ってください。」

「ひょっとしてヨアヒム先生がアーネストの?」

   

「ああ、主治医というわけだ。」

そういえば、アーネストの態度や馬鹿力は薬を使ったガンツに似ていた。

そしてその主治医がヨアヒム・・。

  

何か引っかかる。

   

もうバスは待っていられない。

ロイド達は歩いてでも急ぎ、病院に向かうことにする。

 

  

終わりに

はい。

いよいよヨアヒムが胡散臭くなってきました。

そして次回は久しぶりのあの方が現れます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました