零の軌跡改 プレイ日記「第76話:組織の中で生きる人間こそ信念が必要だ」

第76話 プレイ感想日記「組織の中で生きる人間こそ信念が必要だ」

前回のあらすじ:

ガンツが持っていた謎の”青い錠剤”・・

これは本当に薬物なのか・・。

  

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

本編

ガンツが持っていた”青い錠剤”について、セルゲイに報告するため、ロイド達は支援課ビルへ戻ってきていた。

  

「なんだ、遅かったな。」

「黒月(ヘイユエ)の方の聞き込みはそんなに時間がかかったのか?」

「いえ・・実はそれとは別に気になる事件と出くわしまして。」

黒月襲撃事件とガンツの件について、ロイド達はセルゲイに話す。

ーーーーーーーーーーーーーー

 

  

「・・・・・・・」

報告を聞いたセルゲイは黙り込む。

 

「あの・・課長?」

ロイドが声をかけるとようやくセルゲイは口を開く。

 

「その一連の情報だが・・」

「ひょっとしたら全部繋がっているかもしれんぞ。」

  

「!?」

「え・・」

  

「色々な事が起きすぎて混乱してるのかもしれんが、今日お前らが見聞きした事を有機的に結びつけてみろや。」

こういう時こそ、捜査官の見せ場だろうとセルゲイは言う。

  

  

ロイドはセルゲイの言葉に、今日の情報を整理する。

「今日、聞き込んだ情報は大まかにまとめて3つ・・」

 

ツァオから聞いた黒月襲撃事件 ーー

グレイスから聞いたルバーチェの現状 ーー

そしてガンツの事 ーー

 

これらの情報から、関連つけるものを結びつけると見えてくるものがあった。

  

「黒月を襲撃したマフィアたちが見せたという身体能力・・」

「神がかり的なギャンブルの腕を手に入れた鉱員のガンツさん・・」

「どちらも別々の現象だけど、その人間の”潜在能力”が上がっているのは同じだ。」

「もし、それを繋ぐものがこの『青い錠剤』だとするなら・・。」

マフィアたちが違法薬物に手を出し始めた。

そしてそれを一般市民に流し始めるだけでなく、戦闘力向上にも使用している・・

そう言えるのではないか。

 

もし、そうであれば色々と説明がつく。

例えば、ガルシアの統率力が低下し始めているのも、クスリで力を手に入れ、態度も大きくなった下っ端が増えているからかもしれない。

  

「ーー 上出来だ。」

セルゲイはロイド達の整理を認める。

  

「加えて昨日、イアン先生が言っていた噂話もあるだろう。」

  

「急激に業績を上げたっていう、貿易商と証券マンですか。」

「そ、それでは彼らもその青い錠剤を・・!?」

  

「現時点ではただの憶測になっちまうがな。」

「だが、一つ一つの点が線となり、面を構築する・・」

「そんな気がしてきたんじゃねえか?」

  

「ええ・・」

「しかし正直、支援課だけでは手に負えない状況かもしれません。」

  

特に薬物の件に関しては、一課の管轄だ。

 

しかし、その件については「ちょうどいいタイミングだった。」とセルゲイは言う。

すると、キーアがお客さんが来たとセルゲイの執務室に入ってくる。

そして、キーアの後ろから現れたのは捜査一課のダドリーだった。

「遅くなってしまって、申し訳ありません。」

「例の話ですが、早速始めさせてもらっても構いませんか?」

  

「おお、構わんぞ。」

セルゲイは了承する。

ただし、ロイド達も同席の上で、と言った。

  

ヒヨッコどもに聞かせる話ではないとダドリーは言うが、セルゲイはロイド達が集めてきた情報が役に立つと答える。

それで不服そうにしながらも、ダドリーはロイド達にも話すのだった。

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「捜査一課に圧力・・!?」

  

「いや、そこまで露骨なものではないが・・」

「黒月の襲撃事件を受けて、マフィア同士の抗争への対処に全力を傾けろとの指示が下った。」

「・・少し前から追っていた謎の薬物の調査を打ち切ってな。」

  

「な・・!?」

なんと一課も薬物について、数日前から調査していたらしい。

それなにり信頼できる情報屋からのタレコミで調べ始めていたところだったという。

 

『願いが叶うクスリ』、『幸せを運ぶ青い薬』だのという都市伝説のような話ばかりだが、

どうにもキナ臭いので調べていたというのだ。

  

「・・・・・・・」

  

「な、何だお前たち・・、その『やっぱり』という顔は。」

ロイド達の顔を見て、ダドリーが言う。

  

「フン、ビンゴだったようだな。」

「ロイド、見せてやれ。」

  

「・・はい。」

ロイドは懐からあの”青い錠剤”をダドリーに手渡す。

「な・・!?」

「も、もしかしてこれは・・!?」

  

「・・今日、ある筋から俺たちが入手した証拠物件です。」

ロイドはこれを手に入れた経緯をダドリーに話す。

  

「クッ・・やはり存在していたのか・・」

「しかもルバーチェが流した可能性があるだと・・!?」

  

「その薬物調査を打ち切れという指示・・」

「どこから下りてきたのか見当はつくのか?」

  

「・・上層部の誰かかと。」

  

「フン、最悪だな・・。」

つまり、警察の上層部はマフィアからの要請で打ち切りを指示したということだ。

  

「そ、そんな・・。」

  

「ーー ダドリー。」

「俺の所に相談に来たってことは、上層部に不振を抱いたからだろう。」

「それで、どうするつもりだ?」

  

ダドリーは少し考え、

「・・正直、薬物調査に関してはこちらでは動きようがありません。」

「下手に動けば、今度は上層部も露骨に横槍を入れてくるでしょう。」

「だが、それでは警察組織として余りにも不甲斐なさすぎる・・!」

ダドリーは悔しさをにじませる。

  

するとセルゲイは、「だったら薬物捜査に関してはウチに任せてもらうしかないな。」と言う。

非公式ではあるが、捜査一課との協力体制というわけだ。

 

ダドリーはしぶしぶではあるが、受け入れる。

「こうなった以上、お前達に薬物捜査を任せるのは納得したが、今後の捜査方針はどうするつもりだ?」

ダドリーはロイドに尋ねる。

 

「・・そうですね。」

「何はともあれ、薬の現物が手元にありますし、どういった成分か調べてみる必要があるでしょう。」

  

警察の鑑識では上層部に目を付けられる可能性がある。

しかし、薬物の調査であれば、医科大学のヨアヒムを頼れるはずだ。

  

「成分調査に関してはそれしか手がなさそうだな。」

「一課と協力する事になったとはいえ、お前たちが気負う必要はない。」

「いつも通り、お前たちのやり方でその薬物の謎に迫ってみせろ。」

  

「はい!」

  

終わりに

はい。

いよいよ薬物に迫ることになりましたね。

ここからの2〜3話は、ティオファンの方は心して見る必要があるかも。

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