零の軌跡改 プレイ日記「第75話:青い錠剤」

零の軌跡改 プレイ日記「第75話:青い錠剤」

前回のあらすじ:

マインツの鉱員ガンツはカジノの特別室でレクターとポーカーで対決。

しかし、負けるはずのなかった戦いに敗れてしまったガンツは・・。

  

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

本編

ポーカーで敗れたことで、怒り狂ったガンツは、取り押さえようとするロイドとマインツ村村長ビクセンをあらん限りの力で振り払おうとする。

 

その力は、一般人の力ではなく、大人二人がかりでも苦労するほどだ。

散々暴れ喚いたガンツは、不意にぐったりと気絶したのだった。

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「おお、女神(エイドス)よ・・一体どうしてこんな事に・・。」

気絶したガンツを彼が滞在しているホテルまで運んだロイド達。

 

「だらしないが気のいい、誰からも好かれる男だったのに・・。」

ビクセンは眠ったガンツの顔を見ながら嘆く。

 

「・・・・・・・」

「ねぇ・・これは率直な印象なんだけど・・」

不意にグレイスが切り出す。

「その人、何か危ないクスリでもやってるんじゃない?」

  

「なっ・・!?」

ビクセンは驚きの声をあげる。

しかし、少なくともロイドとティオはグレイスと同意見だった。

  

「・・あまり滅多な事を言うつもりはないんですが・・」

「可能性はあるかもしれません。」

 

ロイドはそう言うが、ビクセンは納得できない。

  

「ば、馬鹿な・・薬物なんてあり得るものか!」

「ただの普通の鉱員だぞ!? そんな物に手を出すはずが ーー」

  

「でも、こちらに来てから半月近く経っているんでしょう?」

「相当ミラ(金)も儲けていたはずだし、そこに付け込まれた可能性は無いとは言い切れないのでは?」

グレイスは可能性は十分あると言う。

  

「い、いい加減にしたまえ!」

「君はクロスベルタイムズの記者という話だったな。」

「憶測で記事を書いたりしたら厳重に抗議させてもらうぞ!?」

  

「あー、別に記事にするつもりは無いんですが。」

  

「・・・・・・」

「ビクセン町長。」

「念のため、ガンツさんの私物を確かめても構いませんか?」

  

「ロイド君、君まで!?」

  

「決めつけるつもりはありませんが、色々と符号する事も多いんです。」

  

人が変わってしまったような性格、暴れ方、そして凄まじい力・・・

ロイドが知る過去幾つかあった薬物事件と似たような反応が見られる。

  

そして比べ物にならないくらい上がったギャンブルの腕・・

クスリのせいで、知覚が異常になったからなのかもしれない。

   

「町長さん。ガンツさんの名誉を気にするのは分かります。」

ロイドに続き、ティオが話す。

「でも、もし本当に何らかの薬物だった場合・・」

「このまま放置しておいたらどんな危険があるか分かりません。」

  

「そ、それは・・。」

  

中毒症状に後遺症などが残る可能性も十分ある。

  

「・・・・・・」

「分かった。思慮が足りなかったようだ。」

「ロイド君、お願いする。」

  

「・・・はい。」

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ガンツを起こさないよう、懐をロイドは探る。

「(・・・これは・・・)」

「おお、女神(エイドス)よ・・。」

ビクセンの口から思わずこぼれる。

  

ガンツのポケットから、見たこともない”青い錠剤”が出てきたのだ。

「ーー まだこの薬が原因と決まったわけじゃない。」

「ひょっとしたら何か持病の薬かもしれないし。」

「町長、ガンツさんに持病は?」

  

「・・知る限り無かったはずだ。もちろん断言は出来ないが・・。」

  

「分かりました。」

薬はロイドたちが預かり、ガンツのことは一旦、町長に任せることにした・・。

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「ーー ふう、それにしてもクロスベルで薬物疑惑とはねぇ。」

「珍しいこともあるもんだわ。」

ビクセンと別れ、ホテルの廊下へ出てきた時、グレイスが言葉を漏らす。

 

「そうなんすか? てっきりマフィアあたりが色々扱ってると思ってたんだが。」

クロスベル出身でないランディが聞く。

  

「ところがどっこい、クロスベルで違法薬物ってのは、あんまり出回ることはないのよ。」

「何しろ他の犯罪と違って、周辺諸国にも広がりかねない影響力のある犯罪だからね。」

  

帝国や共和国の圧力もあり、クロスベルでは特に厳重に取り締まられているらしい。

ルバーチェもそのあたりの空気を読んで、違法薬物には手を出していないとのことだ。

  

「でも、この錠剤は・・。」

とてもきれいな青色をしているが、見た事もない錠剤だ。

そして、もし違法薬物だった場合・・かなりの大事になるだろう。

ロイド達だけで判断することは出来ないレベルなので、支援課ビルに戻り、セルゲイに報告することにする。

 

 

終わりに

はい。

残念ながらやはりクスリを使っていたガンツ。

ここからこのクスリの影響で一気に物語が加速します。

 

  

オマケ

「これが《かかし男(スケアクロウ)』」

 

  

「よ~、お疲れ~。あの男の様子はどうよ?」

支援課ビルへ戻る前にカジノへ寄ると、レクターがいた。

とりあえず落ち着いたので、後から謝罪ぐらいは要求できると言うと、レクターは”そんなつもりで負かしたんじゃない”と言う。

  

「まさか・・あの最後の手は狙って・・!?」

  

「偶然偶然。きっと日頃の善行のお陰だなァ~!」

ハハハッと笑うレクター。

  

「(・・まさか・・本当に狙ってやったのか?)」

  

「ま・・俺は少し手を貸してやっただけだしな。」

「あいつは遅かれ早かれああなっていた。予定より早かったっつーだけのことさ。」

  

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