零の軌跡改 プレイ日記「第66話:料理? イージー。」

第66話 プレイ感想日記「料理? イージー。」

前回のあらすじ:

キーアとシズクの出会い。

 

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

本編

 

ロイドたちがキーアの記憶を求めてあちこち回っていた夜 ーー

オークションの後始末に追われている者たちがいた。

 

「まったく、何たる失態だッ!!」

オークションの主催者、ルバーチェだ。

 

「たかが警察ごときに手打ちを申し入れる羽目になるとは・・!」

「ええい、お前たちが不甲斐ないせいでッ!」

マルコーニ会長は怒りのままにわめき散らす。

 

「・・・言葉もありません。」

ガルシアは言い訳もせず謝罪する。

 

しかし脇に控えているマフィア達は納得いっていないようだ。

「で、ですが例の人形は会長が御自ら手に入れて・・」と言いかけたところでガルシアが制した。

 

「・・黙ってろ。」

「いずれにしても侵入者を許したのは俺たちの責任だ。」と諌める。

 

「フン! あれ以来ハルトマン議長もこちらとの連絡を避けておるし、《黒月ーヘイユエ》どもの攻勢も本格化しそうだというではないか!」

「ええい・・・このままでは・・ッ!」

マルコーニは頭を抱える。

 

「会長、どうかご安心を。」

「いまだクロスベルにおける我々の優位は揺るぎません。」

「ここで《黒月》の攻勢を何とかしのげれば議長も・・・」

 

「ええい、しのげる保証がどこにあるというのだ!?」

「いまだ《銀ーイン》とやらの首ひとつ取る事のできないお前たちが!?」

 

「それは・・」

 

「クッ・・議長の支援もしばらくはアテにできん・・・」

「・・・ええい、どうすれば・・・」

 

マルコーニはしばらく考え込むと、口元ににやりと笑みを浮かべた。

 

「こうなったら手段は選ばん・・・」

「決めた ーー 奥の手を使うとしよう。」

 

「会長、それは・・!」

 

「クク・・何を驚いている?」

「こういう時のための保証を使うというだけの話だ。」

 

「で、ですが・・あれは、リスクが高すぎます!」

ガルシアが珍しくマルコーニに対し、声を荒げる。

 

「警察はともかく、ギルドに嗅ぎつけられる危険も・・!」

 

「クク・・その前にとっと《黒月》を叩き潰せばよい。」

「クロスベルの裏社会の覇権 ーー」

「断じて余所者などに渡すものか!」

 

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それから3週間 ーー

キーアの記憶は依然として戻らないままだった。

そして、あてにしていた遊撃士協会の情報網にも結局該当するものはなく、キーアの素性は分からないまま時は過ぎていた。

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それでもすっかりキーアとの生活に馴染んだロイドたち。

 

そんなある日のこと。

昼食をとりに支援課ビルへと帰ってきたロイドたちは、早速昼食の準備を始める。

ちょうど当番だったロイドを手伝いたいというキーアと共に厨房に入る。

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「ねーねー、ロイド。まだできないのー!?」

 

「もうちょっと。パスタは茹で加減が肝心なんだ。」

「ちょうどいい茹で加減で引き上げて、フライバンでカルボナーラソースたっぷり絡めてから胡椒を散らす・・」

「それで出来上がりってわけさ。」

 

「へー、じゃあここからはキーアがやってみたい!」

 

「え、そうか?」

せっかくキーアが興味を持っているのだからやらせてみてもいいかもしれない。

上手くいかなくてもフォローすればいい。

そう思い、キーアにフライバンを譲る。

 

「えっと・・・ちょうどいい茹で加減でひきあげて、フライパンで・・」

「・・・・・・・」

 

キーアはフライパンを前に少し固まる。

 

「(やっぱり無理だよな・・)」

それでも例え失敗してもキーアが作ったものならみんな喜んで食べるだろう。

そんなことを考えていたら ー

 

「ーー ん、わかった。」と言いキーアの体がわずかに青白く輝く。

そして、手慣れた動作で調理していくのだった。

 

「へっ・・!?」

 

「うんっ、できたー!!」

それは始めて作ったとは思えないほど見事な出来栄えだった。

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「おいおい、美味いじゃないか!」

早速キーアの作ったパスタを皆で食べると全員大絶賛だった。

それもお世辞ではなく、きちんと調理された美味しさがあった。

 

やった事があるのか?と聞くと、何となく作り方が分かったというのだ。

もしかして料理人の家の子で、記憶がないだけで経験はあるのかもしれない。

 

そんなことを話していると、支援課の電話が鳴った。

 

「はい、こちらクロスベル警察、特務支援課です。」

「あ、ロイドさん?」

「えっと・・ノエルです。警備隊のシーカー曹長です。」

電話は警備隊のノエルからだった。

 

なんでも警備隊の仕事の範疇ではるが、個人的に支援課に相談したいことがあるらしい。

ちょうどクロスベル市に来ているらしいので、ランチをしながら話そうと提案し、支援課ビルへノエルを招待することにした。

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「ーー ご馳走さまでした。」

「すごく美味しかった!これ、本当にキーアちゃんが?」

ノエルもキーアの作ったパスタを食べると大絶賛。

「まさか可愛い上にこんな特技まで持ってるなんて!」

すっかりノエルもキーアのことを気に入ったようだ。

 

「あっと・・危うく本題を忘れるところでした。」

「ーー その、早速話をさせてもらっていいですか?」

 

「ああ、構わないよ。」

「確か、山道の外れにある遺跡についての話だったか?」

ランディが尋ねる。

 

「ええ、それが・・」

ノエルは支援課に相談したいことを詳しく話し始めた。

ーーーーーー

 

 

「ーー 幽霊が出る遺跡、だって?」

 

「・・そうなんです。」

 

マインツ山道を少し外れたところにある遺跡。

そこに見たこともないような、幽霊じみた魔獣が現れたというのだ。

その内部の調査を協力してほしいらしい。

 

こうして新たな支援課の仕事が始まるのだった。

 

 

終わりに

はい。

ルバーチェが怪しい動きを見せ始め、そしてキーアの謎の能力。

徐々に物語は加速していきます。

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