零の軌跡改 プレイ日記「第63話:記憶を求めて」

第63話 プレイ感想日記「記憶を求めて」

前回のあらすじ:

オークションの一騒動はルバーチェからの申し出により手打ちとなった。

ロイド達は未だ記憶の戻らないキーアの身元を探すため、遊撃士協会を頼ることに。

  

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

本編

「失礼します。」

「あらま、誰かと思えば支援課の坊やたちじゃない?」

遊撃士協会クロスベル支部、受付のミシェルが出迎えてくれた。

 

キーアのことについて、相談したいことがあると言うと偶然支部にいたエステルとヨシュアも一緒に話を聞いてくれることになった。

ーーーーーーーーーーー

 

「そ、そんな事が・・・」

「この1週間、裏通りの空気が少し緊張した感じだったけど・・」

「やれやれそんな顛末になってたとはねぇ。」

 

ミシェル達にオークションのことを話したロイド。

ーー オークションに潜入したこと。

   中でトランクに入っていたキーアを保護したこと。

   そして、ルバーチェはキーアのことは無関係だと主張していることを。

 

「・・・警察としてはルバーチェ側の言い分を一応認めることになりました。」

「できればその前提で話をさせて欲しいんですが・・。」

  

「まあ、仕方ないわね。こちらは部外者だったワケだし。」

「問題はその子の素性だけど・・」

「要するに、その子の素性をあたってみて欲しいわけね?」

「遊撃士協会の情報網を使って。」

 

ミシェルはすぐさま状況を理解してくれたようだ。

 

「はい・・まさにそれをお願いに来ました。」

わかったわ、とあっさり引き受けてくれるミシェル。

 

どうやら遊撃士協会は民間人を助けるために、こういった調査は無料で引き受けているらしい。

 

「あ、ありがとうございます。」

 

「そうだ、何だったらウチでキーアちゃんを預かる?」

「一応基金から、保護対象者の生活費なんかも出るんだけど。」っとエステルが提案してきた。

 

「え・・!?」

 

「そうだね・・・安全のことを考えるならそれもアリかもしれない。」

「いざとなればクロスベル以外の安全な避難先も手配できるし。」

ヨシュアが続いて説明してくれる。

 

「・・・それは・・・」

 

確かにキーアがクロスベル出身ではない可能性は高い・・

それに何より身の安全のことを考えたら、大陸中に支部を持ち、民間人を守るシステムのある遊撃士協会に身を預けた方が安全かもしれない。

 

「???」

事情を分かっていないキーアは考え込んでいるロイドの方を見る。

「えっとね、キーアちゃん。」

エステルがキーアに話す。

 

「しばらくあたしたちと一緒に暮らさないかって話なんだけど・・」

 

「ロイドたちもいっしょに?」

 

「うーん。それはちょっと無理かな・・」

「でもそんなには離れてないし、会おうと思えばすぐに会えるわよ?」

 

「・・・・・・・・」

「ゼッタイにヤダ!」

 

「ガーン!」

きっぱり断られ落ち込むエステル。

 

「キーア・・」

なぜか少しロイドは嬉しそうだ。

 

「だってロイドたちと離れるなんてヤダもん。」

「キーア、ゼッタイに行かない。」

 

「そ、そっか・・・」

 

「あらら、エステルちゃんが子供にフラれるなんてすっごく珍しいわね~。」

子供に好かれやすいだけに少し落ち込み気味のエステル。

 

「はぁ~、ロイド君たち、いいなあ。こんなに好かれちゃって・・」

 

「はは・・何でか分からないんだけどね。」

「この子の知り合いに似ている可能性はありそうなんだけど・・」

「その割には何も思い出せないみたいなんだよな・・・」

 

「ーー それなんだけど。」

「記憶喪失の方は専門家に相談しなくていいのかい?」

ヨシュアが尋ねてくる。

 

「・・専門家・・」

 

キーアの記憶喪失が心や精神の問題とすると、”七耀協会”を頼ってみたらどうかという。

クロスベルはウルスラ病院があるとおり近代医療が発展しているが、心の分野に関してはまだ七耀協会が専門らしい。

 

「・・分かった。貴重なアドバイス、ありがとう。」

「ーー なあ、キーア。」

「この後、街外れにある協会に行きたいんだけど、いいかな?」

 

「ん~、いいよ。」

「それじゃあ、れっつごー!」

  

「ホント、元気な子ねぇ。」

ーーーーーーーーーーーーーー

 

  

マインツ山道の入り口 ーー 少し脇道に逸れた所にあるクロスベル大聖堂。

ロイドが子供の頃お世話になったシスターマーブルを訪ねる。

 

「あら、ロイドではありませんか。」

「こんにちは。マーブル先生。」

「その、実はこの子に関することで相談したいことがありまして。」

ーーーーーーーー

 

 

「・・・そうですか。そんなことが。」

「おお、女神よ・・迷える子羊に光と幸あれ。」

「そしてこの者たちを出会わせた導きに感謝いたします・・・。」

事情を知ったマーブルはキーアとロイド達の出会いを女神に感謝を捧げてくれた。

 

そして、協会には記憶喪失の治療に関わる技術が伝わっているらしい。

さらにその技のいくつかをマーブルも修めているというのだ。

 

心と精神に関する、協会に伝わる《法術》を・・。

 

「キーアさん、少しこちらに来ていただけますか?」

「目を閉じてゆっくりと深呼吸をしてみてください。」

 

マーブルに言われたとおり、深呼吸をするキーア。

 

「ーー それでは ーー」

 

「《空の女神ーエイドス》の名において聖別されし七耀、ここに在り。」

マーブルの手元が輝き出す。

 

「空の金耀、識の銀耀ーー」

「その融合をもって失われし欠片の在り処を彼の者に指し示したまえ・・・」

 

ーー キーアの体が輝き出す。

「・・どうですか、キーアさん。」

「何か思い出していませんか?」

 

「ん~・・」

「・・・・・・・」

「・・なんかね、暗くてでっかい場所がアタマの中に浮かんできた。」

「上の方がぼんやり光ってて、キレイだけどちょっとコワイ感じ・・。」

 

「その光景以外に思い出したことは・・?」

「ご家族のこととか、住んでいた家のこととか。」

 

「んー・・そっちはゼンゼン。」

 

「そうですか・・・」

キーアを包んでいた光が静かに消える。

  

「・・・どうやら法術ではここまでが限界のようです。」

「心理的なアプローチから引き出せる記憶はここまで・・。」

「ひょっとしたら何か神経系に関する問題があるのかもしれません。」

 

端的に言うと、脳の神経に関する問題ではないかと言うマーブル。

そしてこれは協会よりも近代医療の方が向いているかもしれないと。

 

「ーー 先生。ありがとうございます。」

「早速ウルスラ病院に行ってみようと思います。」

 

今度はウルスラ病院の神経科を頼ってみよう。

神経科といえば、あの釣り好きな先生を頼れるはずだ。

  

終わりに

はい。

法術がでてきましたね。

クロスベルは大司教が封聖省の活動をよく思っていないので、守護騎士が表立ってこれないという事情があるんですよね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました