零の軌跡改 プレイ日記「第62話:キーア」

第62話 プレイ感想日記「キーア」

前回のあらすじ:

クロスベル創立記念祭をなんとか切り抜けた特務支援課。

謎の少女”キーア”を保護するという大きな変化を見せながら・・。

 

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

本編

ロイド達が《黒のオークション》から脱出してから1週間が経っていた。

 

マフィア達との報復を考え、厳戒態勢で警戒にあたっていたロイド達。

一方、キーアは記憶が戻らないにも関わらず、不安な様子は一切見せず、あっという間に支援課に馴染んでいった。

  

そして ーー

 

「ーー 手打ち、ですか?」

「ああ、非公式だが警察本部宛にルバーチェから打診があったそうだ。」

 

ルバーチェの主張は”キーア”が出品物に紛れ込んでいたのは身に覚えがない。

運ばれた運送会社も架空のもの・・。

つまり自分たちは嵌められた側だというのだ。

 

ルバーチェが必死に弁解するのも無理もない。

下手すれば人身売買の容疑がかけられる。

 

およそ考えられる犯罪の中でも、最も最悪の部類。

もしそんなことをしたら、警察はおろか遊撃士も黙っていない。

総力を上げて潰しにくるだろう。

そんなリスクはさすがのルバーチェでもおこせない。

 

「ーー 理屈としては分かるんですが、正直、とても納得できませんね。」

 

「ああ、だからこその手打ちだ。」

「お前達の潜入捜査ー 向こうは不法侵入と言っているが ー についても一切不問にする。」

「”偶然”保護した少女の扱いも全てこちらに任せるそうだ。」

 

「その代わり、この件については自分たちの主張を認めろ ー 間違っても遊撃士協会にチクったりするなってか?」

どうやらルバーチェとしても遊撃士の介入はなんとしても避けたいようだ。

 

「・・・・・・・」

「・・・キーアのことを考えると曖昧にはしたくないですけど・・」

「あの子がこれ以上、マフィアに狙われないことが確約されただけでも納得すべきなのかもしれませんね。」

 

「ああ、俺もそう思う。」

「・・まあ問題なのは、肝心のあの子の素性なんだが。」

 

名前以外一切覚えていないキーア。

何も手がかりがないので、素性の探りようもなかった。

そんな話をしているとちょうどキーアが執務室に入ってきた。

 

「あ、いたー!」

「ねぇねぇ、にあうー!?」

エリィとティオがキーアに似合う服を見繕ったのだ。

その中でも特にお気に入りの服を見せにきたキーア。

 

「へぇ・・凄くキーアに似合ってるぞ。」

 

「ほんとー!?」

ランディとセルゲイにも感想を聞いて喜ぶキーア。

 

「ふふ、さっそくお披露目してるみたいね。」

キーアの服を選んでいたエリィとティオも執務室に入ってきた。

ルバーチェから打診された”手打ち”の話はランチをしながらエリィ達に説明することにする。

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ランチをとりながら一通り説明するロイド。

エリィ達も手打ちの件は、これ以上キーアに危害が及ばないことを考えると納得したようだった。

 

問題のキーアの素性は、各地の国境境いの門にしても、空港・鉄道にしてもキーアに該当する行方不明者の捜索依頼は無かったらしい。

かなり難航しそうな雰囲気だ。

 

「・・課長、今日の午後からキーアを連れて外へ出ても構わないでしょうか?」

 

「ふむ・・。」

ロイドは遊撃士協会を頼ってみると言うのだ。

 

「・・・なるほどな。連中は大陸各地にギルドの支部を持っている・・」

「その情報網をアテにしてみるか。」

 

「ええ、頼れるものはこの際頼っておくべきかと。」

ロイドの他にもう1人付けることで、外出を認めるとセルゲイは言う。

戦力を考え、今回はロイドとティオが遊撃士協会に向かうことにした。

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「・・・それではキーア。そろそろ出発しましょうか?」

「うんっ! って、どこに行くのー?」

 

「遊撃士協会という所ですが・・キーアにはちょっと分からないかもしれませんね。」

 

「ゆーげきし・・・・」

「・・それってもしかして正義のミカタみたいな人たち?」

 

「なんだ、知ってるのか?」

「そのくらいの一般常識は覚えてるってことなのかな。」

 

「そうですね・・いわゆる長期記憶に相当するのではないかと。」

 

「それじゃあ、れっつごー!」

元気なキーアを連れて東通りの遊撃士協会を目指す。

ーーーーーーーーーー

 

 

「わあ~!ヒトがいっぱいいるね~!」

中央広場に出ると人通りの多さにはしゃぐキーア。

そして導力車が通ると尚はしゃいでいた。

 

しかし、記念祭に比べると人通りは少ないが、それでも中央広場はおおよそいつもこれぐらいの人通りだ。

それにキーアは”車”という言葉は知っていても、見るのは初めてだという。

 

普段から車がよく通るクロスベルにおいては見慣れたものであるから、どうやらキーアはクロスベルの出身ではないのかもしれない。

そんな風に少しずつキーアのことを知りながら、遊撃士協会にいくロイド達だった。

 

終わりに

はい。

今回から”インターミッション キーア編”ということで、オークションの後日談とキーアの素性を探る物語になります。

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