零の軌跡改 プレイ日記「第61話:オークション閉幕」

第61話 プレイ感想日記「オークション閉幕」

前回のあらすじ:

キリングベアのマッスル技をしのいだ。

  

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

本編

 

ロイド達がボートでミシュラムから離れている頃 ーー

オークション会場はパニックの真っ只中だった。

 

 

会場に閉じ込められた有力者達は口々に不満の声を上げる。

 

「み、皆さん、ご静粛に!」

ルバーチェの会長、マルコーニはなんとか鎮めようと必死だ。

 

「少々ハプニングはありましたが、予定通りオークションを開催して ー」

 

「それよりさっきの銃声は何だったのかね!?」

「わ、我々を誰だと思っている!」

オークションの客達の怒りは収まる気配がない。

 

「どうか、どうか落ち着いて・・・!」

 

必死な様子のマルコーニにハルトマンは冷ややかな目を向ける。

 

「フン、使えん連中だ・・・」

「よりにもよって、私の顔に泥を塗るとは・・・。」

そう言うとハルトマンはオークション会場を後にした。

 

「ハ、ハルトマン議長!?」

「一体どちらへ・・・、ど、どうか待ってくだされ!」

そんなマルコーニを味方するものはいなく、招待客達も次々と退出していくのだった。

ーーーーーーーーー

 

 

そして、一方 ーー

「いっちまったなァ・・。」

 

「んー、できればもうちょい、本格的に遊びたかったが・・・」

「ま、あの辺りで我慢しておくか。」

議長宅でロイド達を助けたレクターは宅を後にし、人気の無くなった別荘地にいた。

 

そのレクターに1人近付く者がいる。

 

「・・・我慢も何も、好き放題にやっていたのではなくて?」

 

共和国から来たキリカ・ロウランだ。

 

「鉄血宰相とハルトマン議長の間に作られたパイプ・・」

「その繋ぎ役としてはいささか不適切な言動が多かったように見受けられるけど。」

 

「ん~、何のことかな?」

「別に俺は、誰かさんみたいに直接助けたワケじゃないからなァ。」

「いいのか、アレ? 完璧に内政干渉だろう。」

 

「ああ、あの偃月輪はなかなか見事だったわね。」

「《銀》とかいう噂の凶手でも現れたのかしら?」

 

議長宅を出てすぐ、重機関銃のマフィア達に取り囲まれたロイド達を偃月輪で助けたのはキリカだったようだ。

あくまでも表上はとぼける2人だが・・。

 

「・・・そう来たか。」

「ま、今回の俺の主要任務はアンタに会うことだったしな。」

「《ロックスミス機関》・・・キリカ・ロウラン室長どの。」

 

「フフ、さすがに耳が早いわね。」

「帝国政府付き、二等書記官・・・・・」

「いえ、帝国軍情報局所属、レクター・アランドール大尉と呼んだほうがいいかしら?」

 

「ま、お互いある程度カードは見えているってことか。」

「ーー そんじゃ、ホテルのラウンジあたりで話すとするか。」

「クロスベルでの諜報戦に関する今後の取り決め・・・」

「不戦条約と動力ネットを視野に入れた新時代のルール作りってやつをな。」

 

「ええ、始めましょう。」

「破壊工作とテロリズムで状況を動かす時代は終わったわ。」

「かつてのような”不幸な事故”をクロスベルで起こさないためにも・・・」

「私たちは仮初とはいえ、新たな秩序を構築する必要がある。」

ーーーーーーーーーーーー

 

そして、ロイド達は ーー

「ーー なるほどな。」

「ま、俺の忠告を完全に無視しやがったことはいったん置いておくとして・・」

 

「す、済みません。」

 

「問題はその子だな。」

「事と次第によってはとんでもないことになるかもしれん。」

 

「だな。」

「オークションで人形の代わりに出品されるところだった子供・・・」

 

「ま、よくない想像ばかり働いてしまいそうだね。」

セルゲイの言葉にランディとワジが続く。

 

さすがにマフィアもそこまで愚かなことはしないと思うが・・。

 

肝心のキーアの方もあれからしばらく時間がたったが、やはり何も思い出せないようだった。

 

「そういえばランディ・・。」

 

「ーー ま、俺の話はおいおいさせてもらうさ。」

「・・・まだ俺が支援課に居ていいってんならな。」

 

「・・・怒るぞ、ランディ。」

「ランディさんたまに空気読めなさすぎです。」

「ええ、あんまり馬鹿な事を言わないでちょうだい。」

 

「・・・・・悪い。」

 

「クク、・・ま、とにかく全ては支援課に戻ってからだ。」

「明日からしばらくの間、厳戒態勢になると思っておけ。」

 

「・・・はい・・!」

 

ボートからは懐かしいクロスベルの街並みが徐々に見えてきたのだった・・

 

 

終わりに

はい。

長かったクロスベル創立記念祭編も遂に完結。

次回からは小休憩、インターミッション編です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました