零の軌跡改 プレイ日記「第6話」

第6話 「それぞれの理由」

前回のあらすじ:

明かされた特務支援課とは、想像していた警察組織と異なる遊撃士の真似事をするような部署だった。

一晩考えることにした特務支援課のメンバー達。果たして残るべきか、去るべきか・・・。

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<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

 

その日の夜・・・。

寮の自室へと帰り着いたロイド。

写真を見ながら考えます・・。

「遊撃士の真似事・・。」

「そんな事をするために警察に入ったんじゃないんだけど・・・。」

 

写真に写っている男性は、ガイ・バニングス。

ロイドの兄だ。

 

ガイは大事件や政治的・国際的な案件を一手に引き受けるエリート集団、『捜査一課』に所属していた。

そんなガイと比較すると、自分が配属される特務支援課は・・。

 

「・・やっぱり遠いよな・・・。」

思い悩むロイド・・。

「・・・・・・」

「他のみんなはどうするんだろう・・・。」

一人で思い悩んでいても答えは出ないと考えたロイドは、他の三人の話を訊くことに・・。

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まずはランディだ。

すっかり荷ほどきを済ませているランディ。

 

「・・・どうやらランディはもう答えがでているみたいだな・・。」

「ああ、配属を辞退する話か。」

「ま、デスクワークも少なそうだし、気楽そうなのも性に合っている。このまま厄介になるつもりだぜ。」

「そうか・・・。」

 

「お前のほうはさすがに迷っているみたいだな。」

自分が目指すものから遠ざかっている気がする・・。

そんな思いがロイドを悩ませるのだった・・。

 

「・・・そういえば、ランディはどういう経緯でここに配属になったんだ・・?」

「俺か?そうだな・・。」

・・・・・・・・・

 

「実はな・・・、女絡みのトラブルだ。」

「えっ・・・?」

元々警備隊にいたランディ。

しかし、複数の女性に手を出したのがバレて、あやうくクビになりかけたところをセルゲイに拾ってもらったらしい。

クロスベルには繁華街もあり、ちょうどいいから来たとのこと。

 

思わぬ理由に驚いたものの、明るいランディに少し気持ちが軽くなるロイド。

他の二人にも話を訊こうとランディの部屋を後にする・・。

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次はエリィ。

ランディと同じく、すっかり荷ほどきを終えているエリィ。

 

「エリィもここに残ることに決めたみたいだな・・。」

「少し、迷ったんだけど、ここで頑張ることに決めたわ。」

 

「でも、あなたの方はさすがに迷っているみたいね・・。」

ランディと同じくロイドのことを気にかけるエリィ。

 

色々なしがらみや、打算によってできたこの部署。

組織としての合理性や目的もはっきりしない状態だ。成果が出なければ本当に半年で潰されてしまうことも考えられるだろう・・。

「そこまで分かっていながら、どうしてエリィは残ることにしたんだ・・?」

「そうね・・、色々な歪みを観察するには良さそうな場所だと思ったから、かな・・。」

 

元々ずっと警察で勤める気はなく、ありていに言えば社会勉強のために警察に入ったというエリィ。

エリィはエリィで何か秘めた目的のために、特務支援課へ残ることにしたようだ・・。

 

「ありがとう・・、話に付き合ってくれて・・。」

エリィの部屋を後にするロイド。最後はティオだ・・。

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コン、コン。

 

部屋をノックしても返事は返ってこない・・。

気配もないことから部屋にはいないようだ・・。

 

ふと一階に降りてみると、大きな導力端末の前にティオの姿が・・。

「ティオ。こんなところで何をしているんだ?」

「見ての通り端末の確認をしていました。」 

 

エプスタイン財団から出向しているティオは導力関連に詳しく、ネットワークが開通される端末をチェックしていたらしい。

(要はPCのセッティングです。クロスベルではネットワーク化計画が進んでおり、PCのような端末で音声やメッセージのやりとりが出来ます。)

 

「その様子だと、ティオも辞退は考えていないみたいだな。」

「・・そうですね。今回の出向は私が我儘を言わせてもらった結果ですし・・。」

「えっ・・?」

「私は私でここに居る理由がある・・。つまりそういうことです。」

「ロイドさんは人の心配より、自分のことを心配すべきでは?」

「あ、ああ・・。そうだな・・。」

ティオもここに残る理由がある・・。

皆それぞれ思いがあり、特務支援課へ残ることを決めたようだ・・。

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三人と話してみたが、いまだに答えのでないロイド。

少し夜風にあたろうとビルの外に出る・・。

 

〔あれから3年・・。がむしゃらに勉強と訓練に明け暮れて、捜査官の資格も取ったけど・・。

 俺は捜査官になって、何がしたかったんだろう・・。〕

そんなことを考えていると、遠くから子供の声が・・。

 

「おーい、探しちゃったぜ!」

昼間のリュウとアンリだ。

警察本部に教えてもらい、ここに来たという二人。

なんでも昼間ちゃんとお礼を言っていなかったから、わざわざ来てくれたらしい。

「アリオスさんに比べたらまだまだだけど・・、警察のお巡りにしてはなかなか見どころあると思うぜ。」

「実力はこれから頑張ればいいんじゃね?」

相変わらず生意気なリュウ。

「はは・・。そうだな、・・これから精進すればいいか。」

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リュウたちと別れ一人夜風にあたるロイド。

「俺も単純だな・・。お礼ひとつでこんなに気分が晴れるなんて・・。」

「要は自分の気持ちの持ち方次第か・・。」

 

 ーー『いいか、ロイド。』 

   『男だったら目の前のものに体当たりでぶつかってみろ。』 

   『てめぇの心で、てめぇだけの真実を掴みとってやるんだよ。』 ーー

 

心に蘇るのは、兄ガイの言葉・・。

「・・そうだな。ぶつかってみないと何も分からないか・・。」

果たしてロイドが出す答えとは・・。

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はい、今回も長くなってしまいましたが、各キャラが掘り下げられる重要な場面なので、

長めに尺取ってみました。

次回からはもう少しストーリーが進む・・はず。

それでは次回もお楽しみに。

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