零の軌跡改 プレイ日記「第58話:見事な手並」

第58話 プレイ感想日記「見事な手並」

前回のあらすじ:

「任務は遂行する」「キーアも守る」・・

「両方」やらなくちゃあならないってのが、「主人公」のつらいところだな・・

 覚悟はいいか? 俺はできてる。

  

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

本編

キーアを連れてハルトマン議長邸からの脱出を目指すロイド達。

 

オークションの出品物があった3階から、一気に階段を駆け下り、正面玄関に向けて駆けていた。

しかし、正面玄関が近づいてくると多くの人の気配がすることに気づく。

 

足を止め、伺い見ると正面玄関前にガルシアを始めとする多くのルバーチェ構成員が詰めていた。

「クク・・やはりネズミが出やがったか。」

 

「ーー てめぇら狩りを始めるぞ!」

「ネズミ1匹、逃すんじゃねぇぞ!!」

 

「承知しました!!」

 

マフィア達も気合十分、とても正面玄関を抜けるのは無理だ。

ーーーーーーー

 

他に抜け道はないか走り回り、探すロイド達だがなかなか見つからない。

 

そうこうしている内に、邸宅内に軍用犬も放たれたようだ。

軍用犬、マフィアの追跡に徐々に追い詰められていくロイド達。

 

ふと気がつくと3Fのある一室に飛び込んでいた。

「ここは・・」

 

「確かハルトマン議長の部屋じゃなかったかしら・・。」

 

「へぇ、さすがに豪華そうな部屋だね。」

「・・どうやら先客がいるみたいだけど。」

何かに気付いたワジが言う。

 

「おいおい、先に気づくなよな。」

「せっかく驚かしてやろうと準備してたのによ~。」

 

そう言いながら、ベッド裏の仕切りからレクターが姿を現す。

「レクターさん・・!?」

「ど、どうしてここに・・」

 

レクターは答えず、キーアの顔を覗き込む。

「ほう、これはなかなか・・」

「フッ・・アンタらも随分と面白い魚を釣り上げたもんだなァ。」

 

「え・・・」

 

レクターとの思いがけない再開に少し和みかけたものの、廊下からマフィア達の声が聞こえる。

 

「おい、いたか・・!?」

「右翼は調べた!後は左翼だけだ!」

「議長の部屋も確認しろ!」

 

「くっ・・」

 

議長の部屋からは別の部屋には通じていない。

逃げ道は完全に塞がれた。

 

「・・なにグズグズしてんだ?」

「オレがいた場所があるだろうが。」

レクターがベット裏の仕切りに隠れろと言う。

 

「!!」

「迷っている暇はないわ・・!」

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

ロイド達が隠れるとほぼ同時にマフィア達が議長の部屋へ駆け込んできた。

レクターは1人部屋の中央に残り、マフィアの相手をする。

 

「これはレクター様・・。」

 

「おう、見回りご苦労。」

「クセ者が出たらしいがそろそろ捕まったのか?」

 

「いえ・・ですが、時間の問題です。」

「ところでレクター様はどうしてここに・・?」

 

「ああ、この辺りで変な物音が聞こえてなァ・・。」

 

「変な物音・・」

「まさか侵入者・・!?」

 

するとレクターはロイド達が隠れているベッドの方向を向く。

そして ーー

 

「おーい、出てこいよ。」っと呼びかけるのだ。

 

「(くっ・・何を・・)」

「(最初から私たちを突き出すつもりで・・?)」

焦るロイド達。

 

「(いや・・・)」

しかし、ワジはレクターのやり口に気付いたのか、口元に笑みを浮かべながら否定する。

 

そのワジの読み通り、ベットの下からレクターの呼びかけに応えるように”黒猫”が姿を現す。

「ね、猫・・・?」

 

「おう、クロ。そんなに怖がるなって。」

「犬に追いかけられて怖い思いしちまったか?」

 

「くっ、人騒がせな・・」

「失礼する!」

すっかり気を抜かれたマフィア達は部屋を出ようとする。

 

「あ、そうそう。今思い出したぜ。」

「さっき、そこの窓から妙な連中を見かけたんだが・・。」

「うーん、あれがクセ者ってやつだったのか?」

   

「妙な連中!?」

「どういう連中ですか!?」

 

「なんかちっこい女の子を連れていたみたいだが・・」

「裏庭の方に逃げていったぜぇ?」

 

「間違いない・・目撃情報と一致するぞ!」

「くっ・・いつの間に屋敷の外に!?」

「若頭に報告するぞ!」

そういうとマフィアは足早に部屋をでていく。

  

  

マフィアが出ていったことを確認したロイド達は隠れていた場所から出てくる。

「フフ、見事な手並だね。」

 

「その猫、最初から用意してたんですか・・?」

 

「ん~・・何のことだ?」

「おや、裏庭に逃げたはずの連中が何故ここに・・?」

「世の中不思議で一杯だなァ~。」

あくまでもとぼけるレクター。

  

「はは・・本当に助かりました。」

「ーー みんな、一か八か玄関の方に行ってみよう。」

「さっきの誘導で手薄になっているかもしれない!」

 

「ええ、そうね!」

 

終わりに

はい。

またしてもレクター節炸裂です。

もうレクターは未来が見えてるんじゃないかってぐらい先の先を読んで発言してるんですよね。

何となく先に起こることが分かってしまうぐらい優れたカンがあるらしいです。

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