零の軌跡改 プレイ日記「第56話:ここにいる」

第56話 プレイ感想日記「ここにいる」

前回のあらすじ:

遂に黒のオークションに潜入。

 

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

本編

「・・ふふ、なるほど。そういう事情でしたの。」

「なかなか大胆なことをしますわね。」

マリアベルの友人という体で、なんとかガルシアの追求から逃れることができたロイド達は、ハルトマン議長宅の一室に来ていた。

 

「・・・ええ、まあ。」

「実際には見ているだけですからただの自己満足かもしれませんけど。」

 

「フフ、でも気に入りましたわ。エリィの同僚ならそのくらいの思い切りがないと相応しくありませんものね。」

 

「も、もう、何を言っているのよ。」

「・・それにしても、ベル、どうしてこんな所に?」

 

マリアベルが言うには、IBCの総裁であるディーターとマリアベルは毎年ハルトマンから熱烈な招待が来ている。

ディーターはなにかと理由をつけて断っているが、マリアベルはなかなかそうはいかないらしい。

 

なにせ、マリアベルはミシュラムのテーマパークの運営に関わっているため、昔からミシュランい住んでいるハルトマンの誘いは無下にはできないとのことだ。

 

しかし、今回はそれだけが理由ではないらしい。

 

「ーー 実は、今回の出品物に面白い品があるそうなんですの。」

 

「それって・・どういう品なの?」

 

「ローゼンベルク工房製の初期のアンティークドール・・」

「好事家の間で破格の値段が付いた幻の作品という触れ込みですわ。」

「コレクターの1人として、これは見逃せないでしょう?」

 

マリアベルは、昔からローゼンベルク工房の人形のファンだったらしい。

 

そんな風にマリアベルの話を聞いていると、オークションが始まる時間がやってきた。

後ろの方にマリアベルと一緒に席を用意してもらいロイド達も参加することにする。

ーーーーーーーーー

 

オークション会場にはすでに多くの客が詰めており、かなりの盛況ぶりが伺える。

 

案内役に促され、ロイド達は一番後ろの席に並んで座った。

 

あとはオークションの開催を待つばかり・・

そう思っていたら、別行動をしていたワジが近づいてくる。

「実は、少々君たちに伝えたいことがあるんだ。」

そういうとワジは他の客には聞かれないように小声でロイド達に伝える。

 

「(・・窓から裏庭を見下ろしたら犬が何匹も眠っていた・・、何か心当たりはあるかい?)」

 

「(・・本当か?)」

「(犬というと・・例の軍用犬の事みたいね。でも、眠っていたって・・)」

 

「・・・・・」

「ーー マリアベルさん。申し訳ないですけど少しばかり席を外します。」

 

「フフ、色々と面白いことになっているみたいですわね。」

「わたくしの事はお構いなく。せいぜいあなた方の代わりにオークションでの出品物を見届けておきますわ。」

 

「・・感謝します。」

ーーーーーーーーーーー

 

軍用犬が眠らされていた・・

 

何らかの侵入者が現れたと考えるべきだろう。

ロイド達はワジと共に館内を一通り見回ってみることにする。

ーーーーーーーーーー

 

入り口、立食会場、そして客室には以上は見られない・・

 

しかし ーー

オークションの出品物が保管されているであろう一室。

そこの見張りであるマフィアが倒れている。

 

「気絶させられている・・。」

 

「へぇ、どうやら一撃で昏倒させられたみたいだね。」

 

「こ、こんな事が出来るのは・・。」

 

「・・とにかく中に入ろう。」

ーーーーーーーーー

 

扉を開け、中に入るとそこには”銀”がルバーチェと対峙していた。

3人のマフィアが一斉に銀に飛びかかるが、銀は「ぬるい。」と一太刀で一蹴する。

 

「なっ・・!?」

「や、やっぱり・・・!」

侵入者は”黒月”に雇われた”銀”だった。

 

「・・妙な気配がするかと思えばお前たちも入り込んでいたか。」

 

「あんた・・・。」

 

「へぇ・・随分とやばそうな人だね。」

「察するに、巷で噂されている《銀》殿なのかな?」

 

「・・いかにも、ワジ・ヘミスフィア。」

「妙な気配の一つはお前のものだったようだな。」

 

「ふぅん、面白いことを言うね。」

「それで・・僕たちもマフィアのように実力で排除するつもりかい?」

 

ワジの言葉に銀は武器をしまう。

「フフ、お前たちを始末するのは簡単だが・・」

「この場を任せても面白いことになりそうだ。」

 

「え・・」

 

「奥の部屋にはオークション後半の出品物がある・・」

「黒月に流れた情報によると面白い”爆弾”があるらしいぞ?」

「その目で確かめてみるといい。」

 

そう言うと銀は窓を突き破り、館の外へ姿を消した。

 

「なんて身のこなし・・!」

 

「やれやれ・・・噂に違わぬ化け物みたいだね。」

「しかし ーー どうするんだい、ロイド?」

 

「・・時間がない。奥の部屋を調べてみよう。」

「あいつが言っていた”爆弾”・・・本当にあるなら確かめてみたい。」

 

「フフ、そう言うと思ったよ。」

ーーーーーーーーー

 

奥の部屋に入ると様々な芸術品が置かれていた。

 

 

 

『 ーー ミツケテ、ワタシヲミツケテ ーー 』

 

ハルトマン議長宅に近づいたときから聞こえていた少女の声がまたしてもロイドだけに聞こえる。

その声に導かれるようにロイドは一際大きなトランクの前に来ていた。

 

鍵がかかっているが、警察学校で習ったピッキング対策技術を使えば、なんとかこじ開けられる。

あまり厳重な鍵ではなかったようで、ロイドでもなんとか開けることに成功する。

 

そして、トランクを開けると ーー

緑の髪の女の子が入っていた。

 

「(・・もしかして、これがローゼンベルク工房の?)」

 

いや ー

 

「・・・ん・・・」

「・・・おにいちゃん、だれ?」

 

「・・・・・」

 

「なあああああ!?」

終わりに

はい。

トランクに入っていたのは、人形ではなく女の子でした。

ちなみに”ミツケテ”の声はこの子の声です。

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