零の軌跡改 プレイ日記「第54話:ミツケテ」

第54話 プレイ感想日記「ミツケテ」

前回のあらすじ:

これが《スケアクロウ ー かかし男》。

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

本編

保養地ミシュラム ーー

元々高級リゾート地だった所にIBCがリゾート開発を着手。

2年前にホテルとテーマパークが出来たことで観光地としてアルカンシェルと並ぶ人気スポットとなっていた。

 

「さて、これからどうするんだ?」

 

「そうだな・・まずはオークション会場周辺の様子を確かめよう。」

ハルトマン議長宅がどんな様子なのか、潜入できそうなのか把握しておく必要があるだろう。

ーーーーーーーーーーー

 

ミシュラム正面入り口を抜け、別荘が立ち並ぶ保養地区画 ーー

その奥に目的の建物はあった。

「あれがハルトマン議長邸・・」

邸宅というよりは城と言えそうな大豪邸だ。

 

「あんな場所を使って開かれるオークション・・相当、大規模なものみたいですね。」

「ああ・・。」

そんな話をしながら見ていると、議長宅から人が出てきた。

  

ガルシア・ロッシ ーー

そしてルバーチェ。

 

今年は《黒月》との抗争もあり、例年以上に警戒している様子だ。

しかし、これでは招待カードがあっても簡単には入れそうにない。

 

なんせ、特務支援課はルバーチェに顔が割れている。

特にガルシアと鉢合わせになると厄介だろう。

 

「とにかくここから離れよう。ここで連中に見つかると元も子もない。」

「そうだな・・。」

 

議長宅前から離れようとした ーー その時 ーー

『 ーー ミツケテ ーー 』

 

「えっ ーー」

突然、少女の声で『ミツケテ』と呼び掛けられた ーー。

振り返ってみてもそこには誰もいない。

(空耳か・・・それとも・・・。)

 

どうやら少女の声はロイドにしか聞こえていないようだ。

いずれにしても今は答えは出ないだろう。

そう思いロイドは議長宅から離れる。

ーーーーーーーー

 

オークションに入る手立てを考えるため、ミシュラムのアーケード街まで戻ってきたロイド達。

 

落ち着いて話し合う場所が必要だが、レストランは目立ちすぎるだろう。

そう考えミシュラムのホテルの一室を利用しようとフロントを訪れる。

しかし、あいにくの満室。

 

今はクロスベル創立記念祭。テーマパークを訪れる客でホテルもいっぱいのようだ。

 

「フフッ・・お困りのようだね。」

やむを得ずレストランに行こうかと思っていた矢先に聞き覚えのある声がする。

 

「ワ、ワジ君・・?」

 

「なんだか部屋が取れなくて困っているみたいだけど・・」

「ゆっくり話ができる場所が欲しいってところかな?」

 

「あ、ああ・・そうなんだけど。」

「だったら話は早い。僕の部屋を提供してあげるよ。」

ーーーーーーーーーーー

 

ワジに連れられてホテルの一室に来たロイド達。

「フフ、しかし君たちもなかなか優雅じゃないか。」

「記念祭の最終日に休みを貰ってミシュラムで豪遊とはねぇ。」

 

「あー・・まぁ、骨休みってところさ・・。」

まさかオークションに潜入するつもりとは言えるわけもない。

 

「それより、ワジ。君のその格好は・・。」

 

「フフ、イカスだろう?」

「僕の副業の制服みたいなもんさ。」

 

「ふ、副業・・」

 

「上流階級という冷たい世界で愛を見失ってしまった麗しくも寂しいご婦人たち・・」

「そんな彼女達に一時の夢を見せてあげる仕事さ。」

 

つまり『ホスト』ということらしい。

しかも、ミラに困ってやっているわけではなく、しつこく誘われるから仕方なくやっているのだという。

 

「それではワジさんは、ホストのお仕事でここに?」

 

「ああ、いわゆる”エスコート”役ってやつさ。」

「とあるご婦人に同伴してちょっとワケありのパーティに出るつもりなんだけどね。」

 

「それって・・。」

 

「ふふ・・成程ね。」

ワジはロイド達の反応で気づいたようだ。

 

「《黒の競売会》 ーー 大方、その名前を知って調べに来たって所だろう?」

 

「はぁ・・バレバレみたいだな。」

ワジは去年も別の婦人に付き添い参加したらしく、今回で2回目になるらしい。

 

「でも、あいにくオークションには招待カードがないと入れないよ。」

「毎年、違った薔薇のデザインで通しナンバーも入っているから偽造することも難しい・・」

「どうしようもないと思うけどねぇ。」

 

「それなんだけど・・実はカードは持っているんだ。」

ロイドはレンから貰った招待カードを見せる。

「へぇ・・どうやって手に入れたか聞くのかは野暮ってもんかな?」

 

「ああ・・事情があってね。」

 

ワジによるとカードがあれば身元の照会はされないようだ。

裏の社交界的な側面があるので、新規の客を歓迎しており、盗品を扱っている以上身元を特定されたくない有力者もいることが理由らしい。

 

「ふむ、だったら何とかなるかもしれねぇな。」

「そういや1枚の招待カードで何人まで入れるもんなんだ?」

 

「特に決まりはないみたいだけど・・ただまぁ、大抵は2人連れだね。」

「4人連れで入るのは目立つからお勧めできないよ。」

「それと、一応パーティーだからフォーマルな格好をした方がいいね。」

 

エリィがそういうことなら、ミシュラムにはフォーマルな格好を調達できるブティックがあることを教えてくれる。

 

問題は潜入するメンバーだ。

「うーん、ジャンケンかくじ引きで決めるのはアレだしなぁ・・。」

 

「おいおい、何言ってんだ。少なくともお前は確定だろうが。」

 

「えっ・・。」

 

「見てみたいんでしょう? クロスベルの”歪み”の実態を。」

 

「・・・・・・」

「ーー 分かった。引き受けさせてもらうよ。」

 

終わりに

はい。

いやーワジも好きだな。こういう悪ノリしながらロイド達を助けてくれるところとかいいですねぇ。

まさか、この時はワジの正体がアレだとは思わなかったけども・・。

 

 

オマケ

「遠きにありて思う。」

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