零の軌跡改 プレイ日記「第52話:《仔猫》からのプレゼント」

第52話 プレイ感想日記「《仔猫》からのプレゼント ~ 掴んだ糸は絶対に離すな ~」

前回のあらすじ:

明かされたハロルド夫妻の真実。

 

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

本編

「あの~、ごめんくださ~い!」

レンと入れ違いで支援課ビルを訪れたのは遊撃士エステルとヨシュアだった。

「いきなりゴメンね? 連絡も無しに尋ねちゃって・・」

 

「お邪魔かと思ったんですけど、至急確認したいことがあって、少しだけお時間をいただけませんか?」

エステルに続き、ヨシュアが用事を話す。

 

「それは構わないけど・・」

「一体全体、なんの話だよ?」

 

「うん・・今日の午後、ロイド君がある人物と一緒に歩いてたって目撃情報を聞いたんだけど・・」

 

「ある人物・・?」

 

「スミレ色の髪の女の子だよ。」

「多分白いドレスを着ていたと思うんだけど・・」

 

「えっと、それって・・」

「レンちゃんのことよね・・?」

ロイドに続き、エリィがレンの名前を出すとエステル達は大きな反応を示した。

 

「やっぱり・・」

 

「ちょっと待ってくれ。あの子・・君たちの関係者だったのか?」

 

「ああ・・そうなんだ。僕たちも数ヶ月顔を合わせていないんだけど・・」

「でも、やっぱり・・・まだクロスベルにいるんだな。」

 

「・・あはは・・」

「・・よーーし! 徹底的にマークをかけて絶対に捕まえてやるんだから!」

 

「おいおい・・あの嬢ちゃんも大人気だな・・。」

レンは”家族同然”だというエステル達に今日のことを話しておいたほうが良いと考えたロイド達は、ハロルド夫妻から聞いた話を伝えることにした。

ーーーーーーーーーー

 

 

「・・そんなわけで君たちと入れ違いであの子は帰って行ったんだけど・・」

「ちょ、エステル!?」

 

ロイド達の話を聞いて、人知れず自然に涙がこぼれるエステル。

「・・あれ、や、やだな・・どうしてこんな・・・」

「・・うっ・・あああああああああっ・・・・!」

 

「・・エステル・・・。」

 

「・・ごめんね、ヨシュア・・それにロイド君達も・・・」

「でもあたし・・何て言ったらいいのか分からなくて・・・」

「・・捨てられたんじゃないって・・ちゃんと愛されていたんだって・・」

「あの子がやっと・・辛くて哀しくて・・優しい真実に・・ちゃんと向き合うことができて・・」

 

「辛くて哀しくて、優しい真実・・」

 

「ーー 幾つも哀しい偶然と誤解があったんだ・・。」

「その結果・・とても過酷な道を歩いてきたあの子は自分自身を騙すことにしてしまった。」

「《偽物の両親 ー パテル・マテル》を作り出すことで真実を突き止めることを放棄したんだ。」

「でも・・・それは無理もない話だった・・。」

 

「・・・なるほど・・幼いがゆえの自己防衛か・・。」

 

「・・うん。だからこそ僕たちは、彼女が真実に向かい合える勇気を持てるよう手助けするつもりだった。」

「・・でも、もうその必要はないみたいだね。」

 

「・・ああ。少なくとも彼女は全てを理解したみたいだったよ。」

 

「・・そうか。」

「ありがとう、ロイド。それに支援課の皆さんも。」

「何てお礼を言っていいか・・。」

 

「はは・・気にしないでくれよ。成り行きみたいなものだったし、あの子には世話になったからさ。」

 

 

「ーー うん、決めた!」

涙を拭いたエステルは決意に漲った顔を見せる。

 

「最大の障害が無くなった以上、もう手加減してあげないんだから!」

「見てなさいよ~、レン!」

「このまま外堀を埋め尽くした上で、絶対にうちの子にしちゃうからねっ!」

 

「はは・・・凄いな。」

 

その後 ーー ロイドとエステル達は夕食を共にして親睦を深めた。

リベールの異変、レンが所属する結社のことを聞きながら、記念祭4日目は過ぎていった・・

ーーーーーーーーーーー

 

 

そして ーー 記念祭最終日 ーー

 

昨日のエステル達の話を思い出しながら、朝食をとっていると運送会社が支援課ビルを訪れた。

運送会社から渡された荷物はとても小さなものだった。

 

差出人は ーー 

 

《仔猫 ー キティ》。

ーーーーーーーーー

 

 

早速包みを開けるとそこには一枚のカードとメッセージが入っていた。

『ーー 昨日のお礼にそのカードをプレゼントするわ。』

『面白い出物があるみたいだから、覗きに行こうと思ってたんだけど、お兄さん達に譲ってあげる。』

『うふふ、有効に使って頂戴ね。』

 

メッセージカードの他に荷物に含まれていたのは ーー

 

金の薔薇の刺繍が刻まれた黒塗りのカード。

「《黒の競売会 ー シュバルツオークション》の・・!」

 

レンがなぜこのカードを持っていたのか・・それは謎ではあるがレンのことについては深く考えても答えはでないだろう。

 

それよりも・・

「このカード・・本物だと思うか?」

 

「そうね・・高級感のあるあつらえといい、本物である可能性が高いと思うわ。」

 

「ーー 本日、夜7時、保養地ミシュラムのハルトマン議長宅にて開催か・・。」

 

「・・・」

「・・なあ、皆。」

ロイドが切り出す。

「課長には釘を刺されたばかりだけど・・」

 

「皆まで言わないで。ロイド。」

「据え膳食わぬは何とやらってヤツだな。」

 

「・・みんな・・。」

 

今日は記念祭最終日。

支援要請を午前中に片付け、ロイド達は乗り込むことにした。

 

クロスベルの巨大な壁、《黒の競売会 ー シュバルツオークション》へ。

終わりに

はい。

レンのおかげでいよいよシュバルツオークションに乗り込むことになります。

ここも結構好きなシーンなので、楽しみですね。

それではまた次回、お楽しみに。

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