零の軌跡改 プレイ日記「第38話:とにかく速いアーネスト」

第38話 プレイ感想「とにかく速いアーネスト ~ 安心してください、はいってますよ ~」

前回のあらすじ:

グレイスから語られた市長の第一秘書アーネストの黒い噂。

脅迫状事件の真相は市長を狙ったアーネストが引き起こしたものだった。

 

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

本編

貴賓席にいる市長の側には、アーネストと制服警官が1名控えていただけだ。

腕が立つアーネストは市長の護衛も兼ねていたがために、少ない警備となっていたのだが、それが裏目にでた。

いや、それもアーネストの思いどおりということだろう。

 

S席の観客のことなど気にせず、一気に通路を突っ切るロイド達。  

途中でロイド達に気づいたダドリーの制する声も聞かず、駆け抜ける。

 

貴賓席の扉が見えてきた。

そこには、気絶した警官が倒れている。

 

「これは!?」

 

アーネストは既に行動を起こしている!?

「飛び込むぞ!!エリィ!」

 

扉を開け、一気に貴賓席へ雪崩れ込む。

そこには今にも市長にナイフを突き立てようとしているアーネストの姿が!!

 

「させるか!!」

すかさずロイドがトンファーでアーネストのナイフを弾き飛ばす。

 

「チッ・・!」

しかし、アーネストは銃を取り出し、市長を人質にとる。

「くそっ・・・そんなものまで!?」

間一髪で市長暗殺は防げたものの、いまだ危機的状況は脱していない。

 

「こ、これはどういうことだ・・!?」

後から追いついたダドリーには状況が飲めない。

 

「クク、まさか君たちがこんな場所に現れるとは・・。」

そこには以前の穏やかな話し方をするアーネストはもうおらず・・

「やれやれ・・とんだ女神の巡り合わせだな・・。」

その声は狂気に満ちていた。

 

「アーネストさん・・いったいどうして・・!」

「あれほど、おじいさまを尊敬して支えてくれた貴方がどうして!」

 

「エリィ、君と同じだよ・・。」

「私もいいかげん、この状況にはウンザリしていたんだ・・・」

「結局何かを変えるためには、より強い者に従うしかない。」

 

「だからこそ私は行動したんだよ!」

 

「そのために《銀》の名を騙り、イリアさんに脅迫状を送って《銀》が現れると思い込ませて、市長の抹殺を図ったのか・・!」

 

「クク・・ルバーチェも、黒月も、本物の《銀》とやらも全員私の掌の上で踊っていたにすぎんのだよ!」

 

「くっ・・」

「大人しく銃を捨ててもらおう! 今ならまだ未遂で済む。」

ダドリーが大型の銃を構える。

 

「クク、それはこちらの台詞だ。」

「自治州代表の1人であるこの老いぼれの命・・お前達の目の前で散らしてやってもいいんだぞ。」

アーネストが銃を市長のこめかみにあてる。

 

「やめてっ・・!」

 

「実の祖父がくたばる瞬間をその孫娘に見せたくはあるまい?」

「そちらの壁際まで移動して道を空けてもらおうか?」

 

「どうするつもりだ。この場を逃れたところであんたに逃げ場はないぞ。」

 

「うるさいっ!いいから言うとおりにしろ!」

アーネストは正気を失っているようだ。

このまま交渉を続けているといつ銃を発砲してもおかしくない。

やむを得ず、壁際まで下がるロイド達。

 

「いいだろう・・それでは返してやる!」

ロイド達に市長を投げ捨てると同時に扉から逃亡するアーネスト。

「待て!!」

「逃すか!!」

 

市長をエリィに預け、アーネストを追うロイドとダドリー。

しかし、アーネストは人間離れしたとんでもないスピードで劇場の廊下を駆け抜けていく。

「くっ・・なんだあの異常な速さは!?」

捜査一課で数多くの凶悪な犯罪者や使い手を見てきたダドリーですら驚くほどの驚異的なスピードだった。

このままでは取り逃がしてしまう。

 

ロイドは懐からエニグマを取り出し、電話を鳴らす。

「ランディ、ティオ!そっちに市長の秘書が行く!真犯人だ、足止めしてくれ!」

 

「お・・おお。」

「何だかよく分かりませんが、了解です。」

 

劇場から飛びだしてきたアーネストにまずティオがアーツをあて、怯ませる。

その隙にランディが胴に一撃を加え、昏倒させる。

なんとかアーネストの動きが止まった。

「ランディ、ティオ! よかった、捕まえてくれたか。」

ようやく追いついたロイド、ダドリーも拘束されたアーネストを見て安堵する。

 

「お前たち・・これは一体どういうことだ? バックアップまで用意して一体何をしていた・・!?」

 

納得のいっていないダドリーに事情を説明しようとしたその瞬間 ーー

 

 

「ウォォォォォォ!!」

突如起き上がったアーネストがランディを弾き飛ばし、逃走を始める。

「なっ・・!?」

「まだ・・動けたのか!?」

ーーーーーー

 

 

「クク・・こんなところで終わるものか・・」

「私は・・私は次期市長になるんだ・・!」

「ハルトマン議長の後ろ盾があれば、次の市長選を・・・!」

 

どこへ行こうというのか、あてもなく走るアーネストを今度は突如現れた白い影が取り押さえる。

控えていたツァイトがアーネストを拘束したのだった。

「ツァイト。」

「やれやれ・・美味しいところ独り占めかよ。」

追いついたロイド達も今度こそ抵抗できないアーネストを見て、安堵する。

 

「離せ・・・」

「私は・・私は・・」

 

「絶対に次期市長になるんだぁぁぁぁぁ!」

 

 

終わりに

はい。

真犯人アーネストを捕らえ無事事件解決です。

このアーネストの異常な素早さとかは後の伏線なんですよね。

それでは次回で第2章も完結です。

お楽しみに。

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