零の軌跡改 プレイ日記「第34話」

第34話「エプスタインチルドレン」

前回のあらすじ:

エリィの計らいで、IBC総裁ディーター・クロイスに面会できたロイド達。

内部のセキュリティーの高さから、導力メールを送ったのはIBC関係者ではなく、ハッキングの可能性が大いに高くなった。

果たしてメイン端末を解析することで、ハッカーにたどりつけるのか。

 

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

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本編

総裁室に突然やってきたのは、エリィの幼なじみで総裁の娘マリアベルだった。

2人はとても仲が良いのか、エリィはマリアベルのことを”ベル”と呼ぶ。

「ベル、紹介するわね。彼らは私の同僚で ーー」

エリィが特務支援課の面々を紹介しようとすると、

 

「紹介は結構ですわ。自分で検分しますから。」

そう言うと、ロイド達を1人ずつじろじろと確認する。

一通り見終わると、ティオをエリィのそばへ引き寄せ、

「貴方は合格。ふふ、可愛らしいですわね。」

 

そして、ロイドとランディの方を見て、

「貴方達は不合格ですわ。」

 

「へ・・!?」

「な、何だそりゃ・・!?」

 

「フン、こんなむさ苦しい男どもがわたくしのエリィの側にいるなんて、女神も許さざる所業ですわね。」

 

「ちょ、ちょっとベル・・」

その後も服装のことを散々指摘され、マリアベルが端末室に案内してくれることになるまで、かなりの時間お説教を言われるロイドとランディ。

さらに、ランディが先日の屋上でのロイドとエリィのことを口を滑らせたので、特にロイドは目を付けられることになるのだった・・。

 

「ーー なるほど。事情はわかりましたわ。」

何とか誤解を解いたロイド、ようやく端末室に案内してくれることに。

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端末室はIBCビルの地下5階。

厳重に管理された場所にある。

中に入ると多数の端末とモニターには大量の情報が絶えず流れていた。

 

早速、マリアベルはスタッフを呼び寄せると、このメイン端末がハッキングを受けた可能性があることを伝えた。

 

「が、外部からのハッキング・・可能性はあったけど、本当に起きるなんて・・。」

「でも、あり得ない。ハッキングができる技術者なんてそう簡単にいるはずが・・。」

 

「特務支援課にメールが届いたのが真夜中の3時頃・・その時間帯のログはどうなっていますの?」

 

「は、はい。すぐに確認します。」

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端末に向かったスタッフ達はすぐに外部からの侵入を確認した。

メールシステムのクラッキング、外部からのアクセスの痕跡があるという。

しかし、アクセス元は巧妙に痕跡を消されていて辿れないというのだ。

 

「・・端末を一つお借りしてもよろしいですか?」

ティオが切り出す。

 

「いいですわ。好きにいじってしまって。」

マリアベルの許可を得たティオは中央端末に向かう。

 

そして、ティオの頭につけているデバイスが赤く光ったかと思うと、大量の情報が端末に流れ始める。

「クロスベルの全端末に管理者権限でアクセスをかけます。」

「不審と思われるログを書き出すので、チェックをお願いします。」

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「ビンゴ ーー こいつだ。」

ティオとIBCのスタッフによる解析が終わりに差し掛かったころ、スタッフが不審なアクセスの痕跡を見つけた。

「ジオフロントB区画、第8制御端末。ここからアクセスしたらしい。」

 

ジオフロントB区画 ーー

特務支援課発足日に駅前から入った場所はA区画になり、今回のB区画は市街地の方になるようだ。

事件が解決したら顛末を伝えることを約束し、ロイド達はジオフロントへ向かうこととした。

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目的のジオフロントの入り口は、住宅街の外れ、川のすぐ近くにあった。

施錠されてはいるものの、支庁から借りた鍵で早速内部に降り立つ。

 

内部には魔獣だけでなく、警備ロボが複数巡回しており、ロイド達の進路を阻む。

それでも、魔獣・警備ロボを退けなから進み続けると、突き当たりに差し掛かったところで、軽快な音楽が聞こえてきた。

 

「中に誰かいるみてぇだな・・。」

「おそらく『第8制御端末』はこの先にあるのではないかと・・」

中に銀とハッカーがいるのだろうか。

 

ドアの窓から内部を慎重に覗き見る。

「さ~てと、今日も荒稼ぎするかね~。」

中にいたのは、少年だった。銀らしきものの姿は見えない。

 

「ハハ、それにしても銀の旦那も無駄なことをするよな~。」

「あんなメールを送ったところでここまでたどり着けるわけないじゃん。」

「このヨナ様の足取りを追える奴なんて、ゼムリア大陸探してもいないっつうの!」

 

「ーー それはどうかな。」

ハッカーがいる第8制御端末室に足を踏み入れるロイド達。

「どうやら君がハッカーみたいだな。」

 

「なんだ、あんたら・・?」

「まさか、銀の旦那が言ってた特務支援課かよ!?」

 

「ああ、その通りだ。」

 

「いや、あり得るもんか! この天才ヨナ様の足取りを追ってここまでたどり着くなんて・・。」

 

「・・・相変わらずですね。 ヨナ・セイクリッド。」

特務支援課がメールから自分の元へたどり着いたことに納得いかないヨナに知り合いなのか、ティオが話しかける。

 

「ティオ・プラトー!? どうしてここに・・。」

 

「それはこちらの台詞です。財団を出奔したあなたがどうしてこんな所に・・?」

 

ティオとヨナは同じエプスタイン財団のエンジニアだった。

もっともティオは魔導杖、ヨナは端末関連と専門は違ったので、そこまで親交があったわけではないが・・。

 

「ああもう、あんたがいると分かってたらもっと念入りに仕掛けていたのに!」

 

「詰めが甘いですね、ヨナ。」

「そんなことだから悪戯をして、財団に大損害を与えるんです。」

 

ヨナはある日悪戯を行い、財団の研究を台無しにして大損害を与えてしまったのだ。

そして、そのことで怒られるのが嫌で出奔したという。

 

「それで・・ヨナといったな。」

「君はどうしてここに? 一体、何をしているんだ?」

 

「っせえな。そんなこと答える義理は ーー 」

 

「答えなさい、ヨナ。ここにたどり着かれた時点でゲームはあなたの負けです。」

 

「ぐっ・・・。」

 

終わりに

はい。

遂にハッカーの正体を掴んだロイド達。

ヨナから銀の手がかりを得られるのか。

それではまた次回お楽しみに。

 

 

オマケ

「ご愁傷様」

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