零の軌跡改 プレイ日記「第28話」

第28話「事件に大きいも小さいもない、と言いたい。」

前回のあらすじ:

ルバーチェの敵対勢力《黒月》から話を聞いたロイド達。

黒月の支社長ツァオは、黒月に雇われる形で銀がクロスベルに来ていることを匂わせた。

しかし、脅迫状には心当たりがないようだ。

果たして、銀の思惑とは一体何なのか。

 

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

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黒月の支部から出たロイド達。

「・・・・・・・・」

「エリィ・・?」

ルバーチェを出たときと同じように思い詰めた顔をしているエリィ。

 

「どこか具合でも悪いんですか・・?」

心配してティオが尋ねるが、エリィは何でもないと言う。

 

「それよりも銀という刺客がクロスベルに潜入している・・」

「それは間違いないみたいね。」

 

しかし、ツァオがアルカンシェルやイリアを脅迫しているとは思えない。

銀が雇い主とは無関係にやったことなのだろうか?

そうなると正直手詰まりだ。

 

「もし、その銀がイリアさんを狙っているなら、これはもう私たちの仕事ではないかもしれない。」

エリィが言う。

「どうやら相当な凄腕のようだし、私たちで捕まえられる保証もない。」

「だったら、今回は警察本部に任せたほうがいいんじゃないかしら?」

 

今回のターゲットはアルカンシェルのスター、イリア・プラティエ。

警察の威信にかけてもガードをするだろう。

 

「ーーその通りだ。」

不意に現れたのは捜査1課の《ダドリー》。

 

「アルカンシェルがどうとか言っていたな。」

「それとお前達が《黒月》を訪れたことに何の関係があるのか、洗いざらい話せ。」

 

「なっ・・!?」

 

「おいおい、いきなり何言ってんだ?」

 

捜査一課は一ヶ月以上前から、黒月をマークしていた。

銀のクロスベル入りも掴んでいたという。

 

「とにかく、知っていることを包み隠さず話してもらおう。」

「従わなかった場合、こちらの捜査妨害を行ったとして、セルゲイさんに厳重抗議をさせてもらう。」

 

「くっ・・・、分かりました。」

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止むを得ず、ロイドは今までの捜査の経緯をダドリーに話した。

 

アルカンシェルに脅迫状がきたこと。

そしてその脅迫状はイリアを狙ったものであること。

差出人が伝説の刺客、銀であること。

 

「ふむ・・・なるほどな。」

「手がかかりがないと思ったが・・、ようやく尻尾を出したというわけか。」

 

黒月をマークしていた一課は、銀の動きを掴もうといたが、相手は伝説の凶手。

手がかりがないところではあったが、まさか脅迫状という形で表に出てくるとは。

 

さらに、ダドリーが言うには黒月だけでなく、ルバーチェもマークしていたので旧市街の一件や、軍用犬の一件もある程度掴んでいたと言うのだ。

 

「・・だったら、どうして・・?」

 

「フン・・、あの程度で動いていてはキリが無いというだけだ。」

「殺人が起こったわけでもなし、小さなイザコザに過ぎん。」

「どうして他の重要案件を後回しにして、限りある人員を割かなければならん?」

 

「そ、そうは言っても・・。」

 

「捜査一課はお前らみたいなボンクラとは違う。」

「この正義が守りきれない街で、一定以上の秩序を保ち続けること・・。」

「殺人などの重犯罪を抑止し、犯罪組織や外国の諜報機関から可能な限り人と社会を守ること・・」

「その苦労がお前達に分かるのか?」

 

「やはり・・・そうなんですね。」

「クロスベルの繁栄と平和は・・薄皮一枚の上に成り立っている・・・。」

 

「市民の大半はその事実に気付いていないがな。」

「ともかく、アルカンシェルの一件はこちらの目が行き届いていなかった。」

「情報展開に感謝する。」

「あとは一課が引き継ぐから、お前達は通常業務に戻るがいい。」

 

「なっ!?」

 

「おいおい、何でそうなる!?」

 

「どうやら状況を判断する限り、銀が実在するのは確かだろう。」

「黒月の動向に気を配りながら、謎多き刺客からイリア・プラティエを守りきる。」

「そんな真似がお前たちにできるのか?」

 

「くっ・・!?」

 

「アルカンシェルへの説明はせめてお前達に任せてやる。」

「一課に引き継がれること、しっかり説明しておけよ。」

そう言って、去っていたダドリー。

 

「クソッ。言うだけ言ってとっとと行きやがったな・・。」

 

「・・でも、彼の言うことも納得できないわけじゃない。」

 

「え・・・」

「実際こちらで処理できる範疇を超えてきている気がする。」

「リーシャとイリアさんには事情を話して謝るしかないか・・。」

 

 

「ちょ、ちょっと待って!」

慌てたようにエリィが言う。

 

「ロイド・・、あなたがそんな事を言うの!?」

「《壁》を乗り越えるって、みんなでなら乗り越えられるって言ってくれたじゃない!」

「なのに、どうして・・!?」

 

「エ、エリィ・・・?」

 

「おいおい、どうしたんだ?」

「お嬢だってさっきは警察本部に任せるべきだって言ってただろうが?」

 

「あ・・・、そう・・、そうよね。」

 

「その、俺だって悔しいし、何とかしたいと思ってるさ。」

「エリィがそう言うなら、何とか別の手を考えて・・。」

 

「ううん、いいの。」

「・・・ごめんなさい。ちょっと疲れているみたい。」

 

「ま、今日は色々とやっかいな連中とばかり顔を合わせてきたからな・・。」

「アルカンシェルに報告したら、帰って一休みしようぜ。」

 

「そうだな・・。エリィ、それでいいかい?」

 

「ええ・・、みんなありがとう。」

「それじゃあ、アルカンシェルに行きましょう。」

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はい。

ほぼ会話で終わってしまった。

うーーん、もう少しカットしたいところなのですが、エリィにスポットライトがあたる重要シーンでもあるので、なかなかカットしずらいんですよね。

なので、次話も会話中心になるかも。

もうしばらくお付き合いください。

それではまた次回。

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