零の軌跡改 プレイ日記「第25話」

第25話「アルカ~ン~シェル」

前回のあらすじ:

アルカンシェルでは新作の舞台に向けて、看板スター イリアを中心に稽古が始まっていた。

一方で、ハッカーのヨナの元には銀《イン》と名乗る人物から謎の依頼が。

《金の太陽・銀の月》編、遂にスタート。

 

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

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《狼型魔獣事件》から数日 ーー

 

特務支援課の面々は、忙しい日々を過ごしていた。

雑用ももちろんあるものの、街道の魔獣討伐や、アルモリカ村長からも私有地の魔獣退治依頼が直々にくるなど、最初の頃に比べると徐々に街の人たちに認められつつあった。

 

そんなある日、支援要請から街に戻って来たロイド達にフランから連絡がある。

 

「フラン、直接連絡なんてめずらしいな。何があったんだ?」

 

「実は支援課に相談があるという市民の方がいるんですけど・・・。」

「直接そちらに回しても大丈夫ですか?」

 

「ああ・・大丈夫だと思うけど。」

何でも特務支援課を指名して依頼をしてきたようだ。

 

一体どんな依頼なのだろうか?

支援課ビルで相談者と待ち合わせすることに。

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支援課ビルに戻ると依頼者は既にビルに来ていた。

「相談者の方ですよね? ようこそ特務支援課へ。」

「あの。リーシャ・マオといいます。」

「とりあえず、ソファーにおかけ下さい。一通りお話しを伺います。」

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「ーー 脅迫状!?」

 

「はい、一週間前のことです。」

アルカンシェルの看板スター、イリア・プラティエの元に差し出し人不明の手紙が届いた。

 

イリアはただのイタズラだと言って気にも留めていないようだが、文面が不気味だったので、リーシャ達は気になった。

そこで、警察に相談することにしたらしい。

 

ちなみに特務支援課に相談したのは、イリアが警察のエリートは煙たがるだろうということと、遊撃士だと目立ちスキャンダルになりかねない。

その点、特務支援課はそこまで有名ではないから、ということらしい。

 

とにかく、脅迫状はイリア本人が持っているようなので、直接イリアに見せてもらうことにしたロイド達は、アルカンシェルへと赴く。

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ーー 劇団《アルカンシェル》 ーー

 

クロスベルの歓楽街にそびえるこの立派な建物は、クロスベル市民を熱狂させる演劇が披露されている。

 

早速中に入ると、イリアはちょうど稽古中らしい。

劇団長とリーシャも一緒にいるからと中央ホールに案内される。

中に入ると ーー

 

 

そこには息を飲むほどの踊りを披露するイリアの姿があった。

跳躍するたびに、回転するたびに、光とオーラが彼女を包み、否応がなく引き付けられる。

そんな演技だった。

 

パチパチパチパチッ。

 

稽古が一呼吸ついたところで、ステージに近づく。

「その、お邪魔してしまって、すみません・・。」

「何て言ったらいいか・・。」

「はは・・魂抜かれかけたぜ。」

 

「ふふ・・、ありがとう。」

「完成というにはまだ程遠い状態なんだけどね。」

もう十分な完成度に見えたが、まだ満足していないらしい。

 

「で、リーシャ。彼らがさっき言ってた?」

 

「はい。特務支援課の方々です。」

 

「ふーん。確かに警察には見えないけど。」

「でもねぇ、事情聴取とかするんでしょう?」

「たかがイタズラごときにそこまで付き合いたくはないわね。」

話に聞いていた通り、イリアは乗り気ではないらしい。

 

「す・・すみません、皆さん。」

「なんとか説得してみますから、ロイドさん達は控室にでも・・。」

そう言って、リーシャがとりなそうとすると、

 

「あら?」

「今、ロイドって言ったわよね?」

何か引っかかったのか、イリアがロイドに近づく。

 

「フルネームは?」

 

「その・・ロイド・バニングスですけど。」

 

「あはは。やっぱり!」

イリアは突然ロイドに抱きつく。

 

「イ・・イリアさん。」

 

「いやー世間は狭いわね!」

「まさか噂の弟君とこうして会えるなんて!」

イリアは親友のセシルからロイドのことを聞いていたらしい。

あまりにも聞いていたイメージどおりだったから思わず抱きついてしまったのだそうだ。

 

ロイド達にならと、脅迫状について話してくれる気になったイリア。

ようやく脅迫状の中身を見れることに。

『新作ノ公演ヲ中止セヨ。サモナクバ炎ノ舞姫二悲劇ガ訪レルダロウ 《銀》』

 

「確かに脅迫文ですね。」

 

イリアはこういう嫌がらせはよく来るから単なるイタズラだろうと言う。

しかし、劇団長とリーシャは差出人が気にかかった。

 

通常嫌がらせの手紙は無記名で届くことがほとんどだが、今回は銀《ギン》という謎めいた差出人が書かれている。

それが不気味でただのイタズラだとは思えないということだ。

 

当然《銀》という名前に心当たりは無いという。

 

「では・・それ以外の心当たりはありませんか?」

「失礼ですが、最近誰かの恨みを買うようなことがあったとか。」

 

「そ・・それは。」

 

「あら? あなた達、誰かに恨まれる心当たりなんてあるの?」

 

「私たちではなく、イリアさんの話ですよ。」

 

「ほら、先日例の会長さんのことを・・。」

 

「ああ、あのハゲオヤジのことか。」

例の会長とは、何と《ルバーチェ商会》の会長、マルコーニ。

 

接待などでよくアルカンシェルに来るらしいが、先日帝都のオペラハウスへの進出を後押ししてやると言って、言い寄ってきたらしい。

それを聞いて、イリアは丁重にお断りするだけでなく、頬を引っ叩いたというのだ。

 

イリアの身体に触るなどの無礼もあったため、周りのとりなしもあり、何とかその場は収まったらしいが、マフィアがその時の屈辱を忘れていない可能性はあるかもしれない。

 

「・・事情は大体分かりました。」

「いくつか手がかりをあたってみようと思います。」

「イリアさん。この脅迫状はお預かりしてよろしいですか?」

 

「ええ。構わないわ。」

 

「ふふっ。目つきが変わったわね。」

「いいわ。あなた達ならいい仕事をしてくれそうだし、この件お任せするわ。」

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はい。

アルカンシェルへ送られた脅迫状 ーー

そして、《銀》とは何者なのか。

次回お楽しみに。

 

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オマケ:零の軌跡を語る上で絶対に外すことのできないシーンをどうぞッ!

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