零の軌跡改 プレイ日記「第23話」

第23話「新たな仲間、そして ー」

前回のあらすじ:

白い狼の助けもあり、遂に狼型魔獣の黒幕ルバーチェを捕まえた特務支援課。

長かった夜が明ける・・。

 

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

ーーーーーーーーーーーー

翌朝 ーー

 

マインツはいつもどおりの穏やかな朝を迎えていた。

ただひとつ違うのは、警備隊が早朝から来ていること。

 

ロイド達の連絡により、ソーニャ副司令自ら現地へ駆けつけていた。

 

「ーー 皆さん、凄いです!」

「まさか事件の真相を見抜いて、そのまま解決するなんて!」

ソーニャの護衛として一緒にきていたノエル曹長が驚きの声をあげる。

 

「・・ええ、正直驚かされたわ。」

「できれば大立ち回りをする前に私たちを呼んで欲しかったけど・・。」

 

「その、すみません。」

「警備隊の司令殿からマフィアに情報が流れる可能性をつい考えてしまいまして・・。」

 

「・・ふう、それを言われるつらいけどね。」

「でも貴方たち、その白い狼に助けられなかったらどうしたの?」

 

「それは・・。」

セルゲイから直接ソーニャに連絡してもらうなど、やり方はあったはずだ。

詰めが甘かったと言われても仕方がない・・。

 

「ふふ・・お小言はこれぐらいにしておきましょう。」

「私たちの代わりに事件を解決してくれて感謝します。」

副司令の感謝の言葉に救われるロイド達。

 

しかし、せっかく逮捕したマフィアも保釈される可能性が高いという。

 

「でも・・腐ってばかりもいられないわ。」

「この状況で、みんなが諦めたらクロスベルは本当に駄目になる。」

「そう考えて、自分たちにできることをしている人間は少なくないはずよ。」

 

「貴方たちみたいにね。」

「ーー はい、そうでありたいと思っています。」

ーーーーー

 

警備隊の車両でクロスベル市内まで、戻ってきたロイド達。

一晩中ルバーチェを見張っていたせいか、皆疲れ切っていた・・。

一眠りしようと支援課ビルに戻ってくると ーー

 

「よー、お疲れさん。」

「課長、どうしたんですか?」

「まさか、俺たちをわざわざ出迎えてくれたのかよ?」

 

「そんな、気色悪いことするかよ。」

突然変な客が訪ねてきたせいで、室内では落ち着いて一服できなくなり、出てきたという。

 

「お前らの知り合いだろ? 妙に馴れ馴れしいというか、ふてぶてしい態度だったけどよ。」

 

「???」

 

セルゲイのいう客に心当たりはないが、ともかくビルに入ってみる。

 

そこにいた客は ーー

「な・・!?」

「どうして・・?」

 

「やっぱり、お前らの知り合いか・・。」

いきなり室内に入ってきたので、思わずセルゲイも銃を構えたが、気にした様子もなく寝そべったらしい。

それで、セルゲイも手がだせず、今に到るわけだ。

 

「あなた、どうしたの・・?」

ティオが近づき、白い狼に話しかける。

それに応える様に、狼は唸り声をだす。

 

「ティオ。彼はなんて言っているんだ?」

 

「自分の名前は《ツァイト》」

「我々への濡れ衣を晴らしたこと、ご苦労だった。 ーー だそうです。」

 

「お、お礼を言いにきたの・・。」

「そ、それはともかく、やっぱり偉そうなやつだな・・。」

 

「グルルル、ウォン。」

ツァイトが続いて、何かを伝えるように鳴き声を出す。

 

「だが、お前達は若くどうにも頼りない。」

「仕方ないから自分がしばらく力を貸してやろう。」

「気が向いた時に助けてやる。」

 

 

「なっ!?」

「えええええええっ!?」

ーーーーーー

 

ーーーーーー

 

(狼型魔獣の事件、そして神狼まで現れた第1章。遂に完結です。)

(次章はどのような事件がまき起こるのか・・)

(それでは、次回をお楽しみに っといきたいところですが、もう少しだけ続きます。)

 

ーーーーーーー

 

裏通りの一角にそびえる館 ーー

《ルバーチェ商会》

 

その一室から、怒鳴り声が響く。

 

「てめぇら・・どの面さげて帰ってきた?」

「てめぇらを保釈させるのにどれだけのミラを使ったか・・・」

「議員どもに鼻薬効かせるのもタダじゃあねぇんだぞ・・?」

 

「す・・すみません、若頭。」

 

「特務支援課か・・。」

「聞けば、女子供を集めた新米どもだそうじゃねえか?」

「そんなガキどもに遅れをとってプロとして恥ずかしくねぇのか?」

 

「い、いえ! この落とし前必ずつけさせてもらいます!」

「お許しいただければ、すぐにでも殴りこみを・・」

 

「馬鹿野郎!!」

 

「警察のガキどもなんざ、なんとでもなる!」

「俺たちが潰さなきゃならねぇ本当の相手は《黒月》・・」

「あの忌々しい東方人街からの手先だろうが!!」

 

「そ・・それは・・。」

 

「まあまあ、ガルシア。そういきり立つものではない。」

 

立派な机に腰かけていた初老の男が、スーツの大男を嗜める。

「会長、ですが・・・」

 

「そう心配せずとも、黒月の対策はしておるよ。」

「それに軍用犬の運用も目処がついたし、今後は遅れをとることもなかろう。」

「それより問題は来月に迫った《競売会 ー オークション》だ。」

 

「ええ・・心得ております。」

「くれぐれも黒月に邪魔されぬよう、万全の体勢を敷いておくのだぞ。」

「承知しました・・。」

ーーーーー

 

はい。

頼もしい仲間、神狼ツァイトが加わりますますパワーアップした特務支援課。

しかし、ルバーチェも怪しい動きを見せ始めています。

さて、次回より第2章《金の太陽、銀の月》編です。

お楽しみに。

コメント

タイトルとURLをコピーしました