零の軌跡改 プレイ日記「第18話」

第18話 「病院と娘」

前回のあらすじ:

ロイドにとって姉がわりのセシルと無事再開したロイド達。

しかし、事件の真相は謎めいていた・・。

なんと研修医リットンが襲われたのは病院の屋上だというのだ。

 

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

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「話を聞いた限りだと、このあたりが現場になるのかな?」

病棟の屋上 ーー。

 

3階建ての建物の上は、開けたテラスのようになっており、ところどころに木や、休憩できるベンチなどが置かれている。

「ええ、リットンさんは、そこのベンチの近くで倒れていたらしいわ・・。」

 

そろそろ仕事に戻る必要があるというセシルと別れ、さっそく調査を開始するロイド達。

狼型の魔獣が屋上に現れたと仮定し、侵入ポイントの特定をしようとするが、やはりネックは高さ。

正面玄関も途中に1段屋根があるが、それでも1階分の高さがある。

羽のある魔獣ならともかく、狼型の魔獣には厳しいだろう。

そんな風に現場検証をしていると ーー

 

「!? ここは・・・。」

1段低い屋上があり、また、最上段へもあがれるような資材がある。

ここならば狼型の魔獣も登れそうだ・・。

 

「ということは・・。」

「!?」

 

「・・ビンゴだな・・。」

「ああ、魔獣の足跡。しかも狼型の魔獣の足跡だ。」

 

「となると、あちらの方から侵入された可能性が高そうですね。」

「ああ、多分そうだろう。」

「見たところ、そっちはあまり高くなさそうだ。また入られちまわないように、何か対策したほうがいいかもな。」

侵入経路と思わしき場所は特定できた。

 

なぜ、病院の屋上に侵入したのか ーー

なぜ、中途半端にリットンを襲ったのか ーー

 

謎は残るが、ここで調査できるのはここまでだろう。

セシルに報告し、侵入経路の対策をしてもらうことに。

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ナースセンターに行き、セシルの居場所を聞くと、今は病室に行っているらしい。

なんでも患者は訳ありの子らしく、ロイド達にも見舞ってほしいとのことだ。

そういうことならと、病室に行くことに。

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病室に入ると、セシルは黒髪の女の子の話し相手になっていたようだ。

 

「シズクちゃん、いま話していた警察のお兄さんたちよ。」

 

セシルの紹介にシズクは少し照れながら挨拶する。

「えっと、その・・・お仕事、お疲れ様です。」

「わたしはシズク・・、シズク・マクレインっていいます。」

 

「あれっ? マクレインってどこかで聞いたような・・。」

 

「ふふ、もしかしたらどこかで面識があるかもしれないわね。」

「シズクちゃんのお父さんはアリオスさんっていうんだけど。」

 

!?

「ええっ!?」

「あのオッサン、娘がいたのかよ!?」

 

(いやーこれは驚きましたよね。でも軌跡シリーズはやたら強いお父さんが出てくるので納得。)

(カシウスとか、光の剣匠とか)

 

「えっと、皆さんはお父さんのお知り合いなんですか?」

「いやぁ、知り合いというか・・。」

「前に危ないところを助けてもらったことがあったんだよ。」

 

「ふふ・・そうだったんですか。」

お父さんの活躍を聞いて嬉しそうなシズク。

 

「そういえば、例の件だけど、シズクちゃんが気づいたことがあるらしいの。」

「気づいたこと?」

「えっと、その、リットンが襲われた晩のことなんですけど・・・。」

 

 

眠れなかったシズクは点字の本を読んでいると、突然悲鳴が聞こえたらしい。

気になって窓を開け耳をすませると、ハッ、ハッ、ハッ、という息遣い、そしてタンタンッと何かが跳ねる音がしたというのだ。

そしてーー

 

「その・・さっきの音が聞こえている最中なんですけど、『キーン』ってかすれた音が聞こえた気がしたんです・・。」

 

最初の悲鳴はリットンが襲われた時の悲鳴。

そして、狼型魔獣の息遣いと、木箱の上を移っていたことを裏付ける証言だろう。

しかし、『キーン』というかすれた音とは・・。

 

「貴重な証言ありがとう。」

「セシル姉。一通り分かったことを報告させてもらうよ。」

「うん。分かったわ。」

シズクにまたお見舞いに来ると言い、病室を後にする。

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「セシル姉、その、彼女は・・・。」

「うん・・・、数年前の事故で目の光をね・・・。」

「でも回復の見込みはないわけじゃないの。」

「回復治療を受けながら、療養生活を送っているのよ。」

「そうだったのか・・・。」

 

アリオスにこんな事情があったとは。

あのストイックさは、娘のシズクためにきているのかもしれない。

 

「さてと、何かわかったんでしょ? 聞かせてもらうわ。」

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ロイド達の報告を聞いたセシルは、早速事務局長たちに連絡し、急ごしらえではあるが、魔獣除けのフェンスを張った。

なんでも野外での治療時に備えて可動式のフェンスがあったらしい。

 

「これでみんなも安心できるわ。本当にあなた達のおかげね。」

「あなた達だったら、きっとあのアリオスさんにも負けない仕事ができると思うわ。」

「お姉ちゃんが保証してあげる♪」

 

「セシル姉」

「ふふ、それじゃあ、みんな気をつけて帰ってね。」

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セシルと別れ、帰路に着くロイド達。

 

「・・・それで、ロイドさん。」

「セシルさんとは実際にはどういうご関係なんですか?」

「へっ?」

「そうね、あなたいつにも増して弟君って雰囲気だったし。」

「ロイド、てめぇ・・」

 

「あんな素敵なお姉さんと、ベタベタ甘々な関係ってか!?」

「うらやましい!体を交換してください!」

 

「はぁ・・出来ないから。」

 

 

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はい。

ウルスラ医科大学の調査も完了です。

次回はいよいよ最後の現場、鉱山町マインツです。

お楽しみに。

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