零の軌跡改 プレイ日記「第14話」

第14話 「これは・・・、事件です。」

前回のあらすじ:

クロスベルの《壁》を感じながら、それでも警察官として、いつかその壁を乗り越えるために、『特務支援課』を続けることを選んだロイド達。

次なる事件は・・。

 

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

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「ーー お疲れさま。今月も大変だったわね。」 

遊撃士協会クロスベル支部 ーー

 

遊撃士アリオス・マクレインは受付のミシェルへ今月の仕事の報告をしているところだった。

 

「それにしても、依頼を回しているアタシが言うのもなんだけど、アナタもう少し仕事を減らした方がいいんじゃない?」

「今月だけでも百件以上・・。尋常ないわよ。この仕事量は・・。」

「それに、シズクちゃんだって寂しがっているだろうし。」

 

「・・・・・・・・・・。」

 

「・・ごめん、この話は言わない約束だったわね。」

 

「・・無理をしているつもりはないさ。」

「鉄道や飛行船も増えて自治州外への出張も楽になった。」

「それに・・」

 

「頼もしい助っ人も来ることだ。今後は一息つけるだろう。」

 

「あの子たちか・・。」

「確かに期待の大型新人だし、少なくともあの特務支援課の坊や達よりは何倍も頼りになりそうだわ。」

 

そんな話をしていると、誰かが遊撃士協会を尋ねてきたようだ。

 

「ごめんくださーい。」

 

明るく元気な女の子の声だ。

 

「あら、さっそく来たみたいね。」

そう言って、ミシェルは来訪者を招き入れた。

 

 

「こんにちは~。ミシェルさん。」

先ほどの明るい声の女の子が黒髪の少年を連れてアリオス達の元に、やって来た。

 

「2人とも、よく来てくれた。」

 

「ほんと、アナタ達が来てくれるなんてね。」

「これでクロスベル支部も安泰だわ♪」

ミシェルも期待たっぷりに続く。

 

「あはは・・。買い被りすぎだと思いますけど・・。」

「ご期待に沿えるようがんばります。」

 

それぞれの反応で答えた2人は改めて姿勢を正し、アリオスとミシェルの方に向かって ーー

 

「改めまして、正遊撃士、エステル・ブライト。」

 

「ならびに、ヨシュア・ブライト。」

 

「遊撃士協会、クロスベル支部に正式に所属させていただきます。」

 

(キターーーーーーッ!!って感じですね。)

(前作、空の軌跡の主人公エステルとヨシュアが登場です。)

 

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クロスベルの裏社会を牛耳っているルバーチェとのひと悶着から数日 ーー。

特務支援課として、活動を続けるロイド達。

 

そんなある日のこと、セルゲイから特別任務を引き受けてもらうと告げられた。

 

なんでもセルゲイも内容は把握していないが、副局長がお呼びらしい・・。

嫌な予感を感じながら、ロイド達は警察本部へ向かうのだった・・。

 

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コンコン。

「特務支援課、バニングス以下4名、参りました。」

 

「・・・入りたまえ。」

扉越しにも、偉そうで嫌味たらしい言い方だが、「失礼します。」と中に入ると、

副局長の他に、制服に身を包んだ女性が2人いた。

制服からして警備隊だろうか。

 

「・・げげっ!?」

 

副局長の近くに立つ紺色の髪の女性を見るなり、ランディが声をあげる。

 

「・・あら、ご挨拶ね。ランディ・オルランド。」

「なにが、げげっ、なのかしら?」

 

「いや~、少し意表を突かれたっていうか・・。」

ハハッと誤魔化すランディ。

どうやら警備隊時代に、相当厳しくしごかれたらしい・・。

 

「ーー 改めて。クロスベル警備隊の副司令、ソーニャ・ベルツよ。」

警備隊のNo.2。

ランディ曰く、指揮能力なら実質No.1の実力らしい彼女が、特務支援課へ何の依頼があるのか・・。

まずは一通り説明させてもらうと言うソーニャの話を聞くことに。

 

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「ーー 魔獣の被害調査・・。」

 

「・・ええ、そうよ。ここ一ヶ月あまり自治州で特定の魔獣被害が相次いでいてね。」

 

警備隊でも調査はしているが、どうにも不可解な点があり、別の視点を入れたいらしい。

警備のプロではなく、捜査のプロとしての視点を ーー。

 

そういう意味では、特務支援課でなくても良いわけだが、捜査1課などのエリート集団の紹介は副局長が”忙しい連中だからと”断ったようだ・・。

そんなわけで、特務支援課へ白羽の矢が立ったということだ。

 

「ーー 分かりました。それで魔獣調査とは具体的に何をすればよいのでしょうか?」

 

「ノエル、例のものを。」

ソーニャの脇に控えていたオレンジ髪の女性から書類が手渡される。

 

『ーー 狼型魔獣事件調書 ーー。』

 

「そこに我々の調査で判明したことが書かれているわ。」

「あなた達には、まずその調書だけを見て、捜査に入って欲しいの。余計な先入観を与えないためにものね。」

そう言うことならと、後ほど調書を拝見し、今後のやりとりは警備隊と直接やりとりをすることが取り決まると、退出しようとするソーニャ達。去り際にーー、

 

「・・ふふ、結構馴染めているみたいじゃない。」

ランディの方を見ながら、ソーニャが言う。

 

「いやぁ、国境警備や演習やってたときよりは、楽しくやらせてもらってますよ。」

「・・結構。私も紹介した甲斐があったわ。」

 

ーーーーーー

 

『狼型魔獣事件調書 ーー。』

早速、特務支援課へ戻り、内容を確認するロイド達。

調書によると、

 

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狼型の魔獣の疑いがもたれる3件の被害があった。

・1件目 : アルモリカ村。

  3週間前に、家畜や農作物に被害あり。

  目撃者はなく、夜のうちに被害にあッた模様。

  村の各所にイヌ科の足跡が見られるものの、周辺地域には痕跡が見られず。

 

・2件目 : 聖ウルスラ医科大学

  1週間前の深夜、研修医1名が魔獣に襲われ、負傷。

  被害者は黒い狼らしきものを目撃。

  しかし、現場付近からは痕跡は見つからず。

  被害者の証言にも曖昧な点あり。

 

・3件目 : 鉱山町マインツ

  2日前の夜10時ごろ、酒場帰りの鉱員が魔獣の群れに襲われて負傷。

  町の人間が、逃げていく狼を目撃。

  また、アルモリカ村で見られた痕跡と同様な痕跡が見られた。

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「・・これは・・。」

 

各地で起きており、痕跡や目撃情報などから、狼型の魔獣がいるのは確かなようだ。

姿を隠す狼型の魔獣。相当賢い魔獣なのだろうか。

本来であれば、狩人などのほうが、適任かもしれない。

 

しかし ーー。

「『捜査』という観点から見ると、何がポイントになるだろう。」

そうロイドは切り出した。

 

一連の魔獣被害を《事件》として捉えると、《犯人》は”狼型の魔獣”となる。

では、《犯人のプロフィール》と《動機》は ーー?

 

賢い魔獣が、人里へ近づいた理由は?

飢えているとしたら、病院で研修医を襲った理由が説明がつかない。

 

この調書にはまだ見えていない《真実》がある。

そう感じたロイド達は、被害にあった各地で聞き込みをすることにした。

調書を補完する《真実》を探しに ーー。

 

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はい。

今度は各地で起きた魔獣被害調査です。

果たして、真実はいかなるものなのか?

次回から調査スタートです。

お楽しみに。

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