零の軌跡改 プレイ日記「第13話」

第13話 「この物語の主人公さ」

前回のあらすじ:

ルバーチェを罠に嵌めたロイド達。

反撃開始。

 

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

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「チッ・・。まさか俺たちのことを嗅ぎつけてやがったとはな・・。」

不利とわかるや否や、二手に分かれて、逃走を開始するルバーチェ。

「待て!」

 

「2人ついてきて!」

片方を追いかけ始めたワジが声をかける ーー 。

 

「くっ・・、エリィ。俺と一緒に来てくれ!」

「ランディとティオはもう1組を追ってくれ!!」

 

「がってん承知の助だ!」

(ちなみにここは、エリィ、ランディ、ティオの中から1人ロイドと行動する人を選べます。)

(エリィにしたのは、バランスもあるけど、やっぱりロイドにはエリィが合うと思うんですよね。 (ティオファンの方すみません・・。))

(あと、ランディの『がってん承知の助』は結構好き。閃でティオが影響されて、『がってんです。』って言った時は、『おおー♪』ってなった。)

 

 

ランディ達が追いかけた2人は、旧市街から脱出するため、入り口を目指していた。

 

入り口が見え始めたところで ーー 

 

「おいおい、どこに行くんだァ?」

 

ヴァルドだ。

そして、潜んでいたサーベルヴァイパー、テスタメンツの面々が取り囲む。

「・・詰み、ですね。」

「ああ・・、後はロイド達だ。」

 

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入り口付近で追い詰めた2人とは異なり、抜け道を熟知しているのか、あちこち逃げ回るルバーチェ。

しかし、旧市街を熟知しているワジがことごとく阻み、遂に路地裏に追い詰める。

「くっ・・!」

「ガキどもが、調子に乗りやがって・・。」

 

ナイフと、拳銃を取り出すルバーチェ。

 

「どうやら・・一戦交える必要がありそうだね。」

(ワジが主人公し過ぎ!ロイドはくっ!とかしか言ってない・・。)

 

戦闘開始。

(何とこの戦闘はワジも操作できます。)

(ワジは格闘術に優れるらしく、拳と蹴りで闘います。)

(そして ーー)

(しっかり必殺技(Sクラフト)もある!)

 

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「・・グッ・・。」

「・・ガキどもが・・。」

 

ワジ、ロイド、エリィの連携に成す術なく、倒れるルバーチェ。

 

「・・ふう、これで落とし前をつけさせることができそうだ。」

「2人の協力に感謝するよ。」

 

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一網打尽にしたルバーチェを取り囲む特務支援課、サーベルバイパー、テスタメンツの面々。

 

「・・ガキどもが・・、調子に乗りやがって・・。」

「俺たちルバーチェを本気で怒らせちまったな・・。」

 

「・・・・・・。」

「どうやらお仕置きが足りなかったみたいだな・・。」

ルバーチェの胸ぐらを掴み、吊り上げるヴァルド。

 

「全員、サンドバッグみたいに吊り下げて、血だるまにしてやってもいいんだぜ・・。」

本当にやりかねないようにヴァルドはルバーチェを睨み付ける。

 

「ーー ヴァルド、あまりやり過ぎは良くない。」

ワジが静かに嗜める。

「このお兄さん達もプロだ。あまりメンツを潰したらなりふり構わなくなるんじゃない?」

 

「・・チッ」

「・・フフ、お兄さん達だって、表沙汰にはしたくないだろう?」

「僕たちガキ共にちょっかいをかけて返り討ちにあったなんて・・。」

「みっともなくて上に報告なんてできないよねぇ?」

悪戯っぽく笑いながら、ワジが言う。

 

「・・ぐっ・・。」

「ふざけろ・・。その気になればいくらでも・・。」

 

往生際の悪いルバーチェ達はまだ引くつもりがないらしい。

そこへ ーー

 

「いやーー、いい加減ここら辺が引き際じゃないかしら?」

 

『カシャ!!』

 

シャッター音とフラッシュのライトがルバーチェを照らす。

現れたのはグレイスだ。

どうやらロイド達の動きを追っていたグレイスは、密かにシャッターチャンスを狙っていたらしい。

 

「・・雑誌社ごときが、ルバーチェ相手に・・。」

「まっ、ウチも色々とあるから名前は出せないけど、これ以上ごねるようなら、どうなるか分からないわよ?」 

 

「・・・」

「・・いいだろう。ここは引いてやる。だが、約束を破ったらどうなるか・・。」

 

「はいはい、あんた達もこれで手打ちって約束を守りなさいよね!」

いつものおどけた感じとは違う強い口調で告げるグレイス。

 

「それにこれ以上だと遊撃士が出張ってくるわよ。」

「どうやら、あのアリオス・マクレインが介入しようとしていたみたいだし。」

 

風の剣聖アリオスの名前を出した途端、

「・・チッ、アリオス・マクレイン相手にこんなチンケなことやってられるか!」

そう捨て台詞を吐き、去っていくルバーチェ。

 

「やれやれ、ここまで効果覿面とはね・・。」

どうやらこの件は、遊撃士も掴んでいたらしく、まもなくアリオスが介入しようとしていたらしい・・。

 

また掌で踊らされていたようだ・・。

 

それでも何とか事件は解決。

これからも喧嘩は続けるらしい不良達に呆れながら、達成感を感じるエリィ達。

しかし、ロイドは・・。

 

「何とか解決はできたけど・・、ちょっとばかりスッキリしない気分だ・・。」

「自分たちだけの力で解決した気になれない・・。そんなところかしら?」

近づいてきたグレイスが言う。

 

「えっ・・。」

「小さい、小さいはねぇ。」

「必要とあらば躊躇わずに、他人の力も借りて、より大きな真実を掴み取る。」

「それが出来て1人前の捜査官なんじゃないの?」

 

 

「ーー あなたのお兄さんみたいな。ーー」

 

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「ーー ふむ。話は分かった。」

「まぁ、新人にしてはこんなもんだろう。」

任務達成の報告のため、特務支援課へ戻って来たロイド達。

 

「次似たような案件があったときは、もう少し上手く捌けるようになっているはずだ。」

「・・はい。」

内心結構厳しいなと思いながら、返事をするロイド。

 

「しかし、今回の一件で、お前らにも見えてきただろう。」

「このクロスベルってところの厄介な側面が・・。」

 

「警察本部の連中だって、決して無能ってわけじゃない。」

「多くの捜査官が自分なりの正義感を持って、仕事に臨んでいる。」

 

「だが・・、有形無形の《壁》がある。」

 

マフィアと繋がっている議員や役員。

それらが《壁》となって立ち塞がる。

 

「どうだロイド?」

「警察官を辞めて、遊撃士にでも転職したくなってきたか?」

 

 

「・・・・・」

「いえ、そんな事情あっての特務支援課でしょう?」

「ほう・・。」

 

「『人を守る』ーー」

「遊撃士の理念は素晴らしいけど、それだけじゃ解決できない問題もある。」

「密貿易に違法な武器取引、盗品売買にミラ・ロンダリング。」

「そしてマフィアと政治家の癒着・・。」

「どれも遊撃士が直接的には介入できない問題です。」

 

遊撃士は正義のヒーローのように思われるが、あくまでも民間組織。

政治や国家レベルの話には介入できない。

つまり、彼らの象徴たる『支える籠手』にも限界があるということだ。

 

 

「ーー でも、警察なら本来それが可能なはずです。」

「現実として、様々な《壁》が立ち塞がっていたとしても、そうした《壁》を乗り越えられる可能性はゼロじゃないはずだ。」

 

ここなら ーー 特務支援課なら、その可能性を見出せるかもしれない。

 

「それに、今回の任務で改めて思ったんだ。」

「このメンバーだったら、どんな壁も力を合わせて、乗り越えられそうだってね。」

 

「ククっ・・」

「特務支援課が単なる遊撃士のパクリで終わるか、それとも新たな可能性を見出すことが出来るのか・・。」

 

 

「俺は煙草でもふかしながら、せいぜい眺めさせてもらうぜ。」

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はい。

いやー遂に序章完結です。

最後の特務支援課の意味のところは痺れましたね。

初めは警察ってどうなんだろう、遊撃士でいいんじゃないかって思ってましたが、警察である意味が出てきて、中々良かったです。

それでは次回より、第1章の始まりです。

お楽しみに。

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