零の軌跡改 プレイ日記「第12話」

第12話 「今夜月の見える資材置き場で・・。」

前回のあらすじ:

グレイス、イアンから聞かされた『ルバーチェ』の存在。

クロスベルへ進出してきた黒月とルバーチェの勢力争いに、不良達への闇討ちはどうかかわるのか!?

 

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

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特務支援課へ戻ってきたロイド達。

不良達の襲撃事件を整理することに。

 

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(ここから今までの復習になるので、覚えているよ、という方は”~~~~”まで飛ばしてください。)

 

ーー 事は5日前の深夜 ーー

『サーベルバイパー』・『テスタメンツ』のメンバーが何者かに襲撃されるという事件が起こった。

 

襲撃されたメンバーの傷跡から、それぞれ相手のグループによる闇討ちと考え、不良達は本気で潰し合うことを決断。

今にもぶつかり合い、血で血をみる大規模な喧嘩になりかねない状態までヒートアップしていた。 

 

しかし、問題は2組のグループが同日に襲撃されるという不可解さ。

そこに第3の容疑者、クロスベルの裏社会を牛耳るマフィア『ルバーチェ』の存在が浮上した。

 

ルバーチェはクロスベルへ進出してきた共和国出身のマフィア『黒月 – ヘイユエ』に対抗すべく、近頃裏で動いているようだ。

このルバーチェの動きと、不良達への襲撃の関係性。

これがこの事件を解く鍵だ・・。

 

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「利害の絡みそうにないマフィアと、2組の不良集団・・。」

「それら3つの”点”を結ぶ”線”があるはず・・。」

つまり、マフィアが不良達を襲撃する動機・・。

それはーー

 

「これなら説明がつかないか?」

ロイドが語り出した。

 

黒月の進出に伴い、ルバーチェがすることは何か?

それは、兵隊の増強と武装の強化だろう。

武装の強化については自治州の議員とズブズブの関係にあるマフィアならば、資金的にも武器の調達はそれほど難しくない。

ならば、兵隊の増強は ーー。

 

「ーーあっ!」

「ロイドさん、まさか!」

「その兵隊候補として、不良どもをってことかよ!?」

 

一斉に気づいたエリィ達。

 

「ああ・・血の気が多く、統率された若者達。」

「この街で運用できる戦力としては、まさに打ってつけだろう。」

 

「しかし ーー どちらのグループにも目障りな存在がいるとしたら・・?」

 

そう、 『ヴァルド』と『ワジ』の存在だ・・。

彼らがいる限り、決して不良達はマフィアに加わることはないだろう。

 

ならば、2人がいなくなればいい・・。

潰し合いで両者が潰れてくれれば!!

 

「・・なるほど、そういう筋書きかよ!」

 

「あくまでも可能性の話だけどね・・。」

「それでさ、この話あの2人に話してみたほうがいいと思わないか?」

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その日の夜 ーー。

 

月が照らす駅前広場にヴァルドはいた。

 

「こんな真夜中に呼び出すとは・・。」

「あの警察のガキども・・。何を考えてやがる・・。」

 

以前ロイド達がジオフロントへ入った駅前近くの資材置き場・・。

そこへヴァルドは呼び出されたのだった。

 

「こんばんは。ヴァルド。」

「いい夜だね。月が濡れたように輝いているよ。」

 

どうやら先客がいたようだ。

テスタメンツのワジが・・。

そして ーー。

 

「2人とも来てくれたようだな。」

 

「お招きにあずかり光栄至極ーー。」

「約束通り、さぞ面白い話を聴かせてくれるんだろうね。」

 

「面白い話かどうかはともかく、興味深い話であるのは確かだ。」

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ロイド達は自分たちの推理を2人に話した。

襲撃は、ルバーチェの陰謀であることを・・。

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「・・・・やれやれ、参ったね。」

「まさかマフィアなんかにそこまでコケにされていたとはね・・。」

 

どうやらワジはこの推理に納得してくれたようだ。

何でも以前にマフィアが勧誘に来たことがあるらしい。

その事実を考えても、ロイドの推理は当たっているだろう。

 

それはヴァルド側も同じ・・。

サーベルヴァイパーにもマフィアが勧誘に来たらしい。

「ーー ここまで舐めた真似してくれるとはな・・。」

「上等だ!マフィアだろうが関係ねぇ!!まとめて叩き潰してやる!!」

 

単細胞なヴァルドはマフィア相手に喧嘩を売ろうというのだ。

それはあまりにも無謀。

 

「待ちなよ、ヴァルド。君は良くても、君のかわいい舎弟達を巻き込むつもりかい?」

「・・ぐっ。だが、てめぇはどうなんだ!?」

「ここまでコケにされて、仲間をやられたままでおめおめと引き下がれんのか!?」

「・・ふっ。そんなわけないだろう・・。」

 

今回の件に関わっているのは一部のマフィアだけだろう・・。

そいつらにのみ落とし前をつけさせるという。

報復も出来ないように筋を通して。

 

「おい・・、何をするつもりだ?」

「心配しなくても大丈夫。君たちにも手伝ってもらうからさ・・。」

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ーー 3日後 ーー

 

一触即発だった不良達の動きはピタリと無くなり、旧市街は不自然なほど平穏な雰囲気を取り戻していた。

 

そして皆が寝静まった夜 ーー

 

「・・チッ。静かなもんだな・・。」

 

黒服に身を包んだルバーチェが現れた。

今にも潰し合うはずだった不良達がなりを潜めたので、あとひと押しをすべく、現れたのだ。

 

「どちらでもいい。もう一度襲撃すれば、導火線に火がついて一瞬で爆発するだろうさ・・。」

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そんなことは露知らずというように、テスタメンツのメンバーが1人、夜道を歩いていた。

そして、人通りが少ない通りに差し掛かったそのとき ーー

 

『ガツンッ!!』

 

背後から、一撃。

「クク・・、悪く思うなよ・・。」

あっという間に4人で取り囲み、サーベルヴァイパーの仕業と仕向けるため、釘付き棍棒を振り下ろしたその時ーー。

 

 

「ーー させるか!!」

 

なんと倒れていたテスタメンツは一瞬で起き上がり、棍棒を受け止める。

防御と制圧に優れたトンファーで!

 

「何ッ!?」

 

「まさか、ここまで見事に引っかかってくれるとはね。」

そう言いながら、テスタメンツの象徴である青装束を脱ぎ捨てる!

 

 

「こいつ・・!?」

「警察の人間か・・!?」

 

そう、ルバーチェをおびき寄せ、徹底的な証拠を掴むため、ロイドは囮を買って出ていたのだ。

(ちなみに頭巾に防護クッションを入れていたらしいので、無傷です。)

 

そして ーー。

「・・ふふっ、彼はあくまでもゲストさ。」

 

姿を見せる特務支援課とワジ。

 

完全にルバーチェを罠に嵌めることに成功した。

 

「ーー さてと、どうするお兄さん達・・。」

「このまま大人しく投降するなら、それでもいいけど・・。」

「何なら今度はアンタたちが狩られてみる?」

 

反撃の狼煙があがる。ーー

 

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はい。

ルバーチェを見事に罠に嵌めたロイド達。(終盤ワジが主人公してますが・・。)

いよいよこの事件もクライマックスです。

それでは次回お楽しみに。

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