零の軌跡改 プレイ日記「第106話:つかまえた」

第106話 プレイ感想日記「つかまえた」

前回のあらすじ:

さらばヨアヒム。

  

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

本編

  

紅いグノーシスを大量に服用したことにより、肉体が暴走し、最後には消滅してしまったヨアヒム。

  

逮捕することは叶わなかったが、グノーシスの脅威からクロスベルを守ることは出来た。

これでやっと一連の事件は終わりを迎えようとしていた。

  

「フフ・・どうやら幕引きみたいね。」

  

窮地に現れ、手助けしてくれたレンが言う。

「本当は最後まで手を貸すつもりは無かったんだけど・・」

「ふふっ・・レーヴェに影響されちゃったのかしら。」

  

「レン・・!」

エステルとヨシュアが駆け寄る。

「・・これでクロスベルでのレンの心残りは全部無くなった。」

「なかなか楽しかったけど、レンがいると混乱しそうだし、そろそろ失礼するわね。」

  

「レン。」

  

「・・なぁに、エステル。」

「レンは・・まだ捕まる気はないわよ?」

  

「ううん・・レン。」

「もうあんたは・・あたしたちに捕まってるわ。」

  

・・!

  

「最後に別れてから半年・・」

「一度リベールに里帰りしてまたここに来てから3ヶ月・・」

「あたしたちはいつでもレンの気配を感じてたわ。」

  

人形工房にいたことも、時々クロスベルに遊びに来ていたことも知っていた。

さすがに導力ネットでレンを捉えるのは難しかったが・・。

  

「あ、当たり前じゃない・・!」

「レンは《子猫(キティ)》・・誰にも捕まらないんだから!」

  

「あたしたち以外には、ね。」

「ーー今、あたしたちはレンのことを全て知った。」

「あんたの過去、哀しみ。そして嬉しい事や楽しい事も。」

「もう ーー 逃げきれないわよ?」

  

「っ・・」

レンはエステルたちに背を向ける。

  

「あ、あきらめると・・思ったのに・・」

「《楽園》のことを知ったら・・」

「エステルは絶対に諦めると思ったのに・・っ!」

   

   

「2年前のあたしだったらひょっとしたらそうだったかも。」

「でも、みんなやレーヴェ、そしてレンに出会えたおかげであたしは強くなれた。」

「過去のどんな出来事も・・今のあんたを形作っている大切なものだから・・」

  

「今はただ・・愛おしくして仕方ないわ。」

  

「・・あ・・」

  

  

エステルに続き、ヨシュアもレンに語りかける。

「ーー 本当だったら、ご両親の元に戻った方がいいのかもしれない。」

「でも僕たちは・・どんなに我儘と言われようとも家族として君を引き取りたい。」

「それがクロスベルに来て、僕たちが改めて出した結論だ。」

  

「・・・うううっ・・」

「そんな・・そんなのっ・・!」

うまく言葉が出てこないレン・・。

  

すると、レンの命令で動くはずのパテル=マテルが歩き出し、エステルたちのほうに歩み寄る。

  

「パテル=マテル!?」

「ど、どうして勝手に・・!」

  

「も、もしかして・・。」

「そうか・・君もレンのことを・・」

  

  

「・・ダ、ダメえええ・・・!」

レンの言葉に反するように、パテル=マテルはレンを手から下ろす。

  

  

「ーー 捕まえた。」

エステルはレンを抱きしめる。

 

「もう・・逃してあげないんだから。」

「・・これからどこでどんな風に暮らしていくか一緒に考える必要はあるけど・・」

  

「まずは一度・・リベールに帰りましょ・・?」

「ティータもずっと・・レンのことを待っているわ・・。」

  

  

「・・あああああああっ・・」

「わあああああああっ・・!」

ーーーーーーーーーーーー

  

  

こうしてレンの軌跡もひとまず終わりを迎えた。

全てを終えたロイドたち、そしてエステルたちは地上へと戻る。

キーアやたくさんの人たちが待つ所へ。

  

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砦から外へ出ると、すっかり夜は明け、暖かな日差しが差し込んでいた。

  

   

   

「ロイド ーーー っ!」

キーアが駆け寄り、抱きついてきた。

「キーア・・!」

  

「よ、よかったぁ・・・!」

  

キーアは涙ぐみながらロイドの顔を見る。

  

「ロイドも、エリィも・・ティオも、ランディも無事で・・!」

  

ここへ来たのはキーアだけではなかったようだ。

アリオス、ダドリー、そして警備隊のソーニャ、ノエル・・

皆、揃っていた。

  

   

「先ほど市街に展開していた警備隊員たちが全員気絶した。」

「それで取り急ぎ、彼女を連れてこちらに出向いたというわけだ。」

  

「まったく、連れて行けとダダをこねられて困ったぞ。」

  

文句を言いながらも連れて来てくれるところはダドリーらしい。

  

  

「クク・・」

「ーー ロイド、エリィ、ティオ、ランディ。」

  

セルゲイが1人ずつ名を呼びながらロイドたちを見る。

  

「詳しい報告はゆっくりと聞かせてもらうとして・・」

「とりあえず、ケリは付けてきたか?」

  

「あ・・」

  

ロイドたちは顔を見合わせ ーー

「はい・・!」

   

「クク・・上出来だ。」

「これでどうやら・・お前たちを一人前と認めてやることが出来そうだ。」

「・・ガイのやつも喜んでるだろう。」

「課長・・。」

  

話が終わったところで、「はいは~い!ちょっとどいてどいて~!」とグレイスが駆けつけて来た。

こんな美味しいネタを見逃せないとこんな所まで来たようだ。

  

何はともあれ、写真を撮るというグレイスに促されて、整列するロイドたち。

  

  

そして ーー

「はい、チーズ!」

  

  

  

終わりに

次回、いよいよ最終回です。

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