Ghost of Tsushima プレイ日記「第55話:置き土産」

第55話 プレイ感想日記「置き土産」

前回のあらすじ:

美女か野獣か。

  

<本記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。>

本編

   

「私たちは辛い過去を背負い、心に闇を抱えています。」

「そうでなければ生きられない。」

  

「先生も似たようなことを仰ったが、お前が言うと自然に聞こえるな。」

  

「巴。」

  

「先生いわく私は敵を見くびる癖があると。」

  

「俺を殺そうとしなかったな。なぜだ?」

  

「蒙古に裏切られたの。」

   

「技を盗まれた挙句に捨てられたか。」

  

「抗ってはみたものの、弓兵を全て倒すなど無理だった。」

   

「つまり助太刀がいるのだな。」

「だが我らで十分。」

  

「どこが狙われるか知りたいでしょ。」

「三人で奇襲を仕掛け、打ち滅ぼせば私の気も晴れる。」

  

  

「先生のお気持ちを聞かねば。」

仁は石川に事情を伝えるため家を出ようとする。

  

「仁、泊まっていってよ。」

  

「いや、巴。」

「すまんな。」

  

仁は巴の誘いに乗ることなく、小屋を後にした。

  

〔美女の誘いもクールに断る仁。さすが誉れ系男子!〕

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城岳寺へと戻った仁は、石川に早速話をする。

「北の城岳で巴と話しました。」

「蒙古に裏切られたそうです。」

  

「目の前におってなぜ生かしておいたのだ?」

   

「弓兵が戦陣を敷いております。巴は共に一掃したいと。」

  

「隙を突いてわしらの首をはねるつもりかもしれん。」

  

「殺そうと思えばいつでも私を射抜けました。」

  

石川は大きく首を振る。

「あやつを信じて報われた例などないがな。」

  

「信じておりません。」

「なれど我らも巴も助力を必要としています。」

  

「乗ってやるとするか。片を付けてやる。」

  

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仁たちは一度別れ、巴からの知らせを待った。

そして、遂に石川の元へ巴から知らせがあったようだ。

「あやつに会うぞ。」

「次に狙われる場所も時も教えるそうだ。」

  

「本当のことを言うでしょうか?」

   

「すぐに分かる。よいか・・」

「一つの過ちも許されんぞ。」

   

「心得ております。」

  

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巴が待ち合わせ場所に指定してきたのは、卯麦谷の北・破棄された賭場だった。

弓兵が迎え撃つには絶好の場所だ。

  

巴が罠をしかけている可能性もあるため、仁と石川は身をかがめ、少しずつ待ち合わせ場所に近づく。

敵の姿は見えない。

  

「石川先生! 仁!」

  

巴の声だ。

  

「私が殺すつもりなら、とっくに殺っておりますよ。」

「こっちに来て。」

  

「あやつ・・。」

石川は罠ではないと判断したのか、巴が待つ建物へ向かう。

  

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「相も変わらずいい度胸だな。」

「教わるまでもなかったことです。」

  

「弓兵が攻めてくるそうだな。時と場所は?」

  

「卯麦谷。 すでに向かってる。」

  

「なぜ教える?」

  

「ハーンへの仕返し、私が弓兵を射ます。」

  

「信用できんな。」

  

「構いません。」

「高みの見物でもします?」

  

巴が石川に皮肉を言いかけたところで、蒙古の笛の音が聞こえた。

襲撃だ。

  

「しまった。蒙古め、つけていたか。」

巴は小屋の外へ飛び出していく。

  

「巴、待て!」

  

石川と仁たちも巴に続き、小屋を出る。

そして、共に蒙古兵を退けるのだった。

   

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「もう罠を張るでない。」

  

「罠など張っておりません!」

   

「巴は応戦しておりました。」

仁は二人の間に入るが ーー

  

「芝居だ。油断させるためのな。」

  

「そんなに私に殺されたいのなら、望みどおり射ってあげましょうか。」

  

「やめよ! このままでは村が危ない。すぐに発たねば。」

  

「そうだな。だが巴、妙な動きをしたら、その場で切り捨てるぞ。」

  

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三人は卯麦谷へと向かう。

  

「卯麦谷を救ったとてお前の罪は消えんぞ。」

  

「技を教えたのは脅されたから。」

  

「ではなぜ中山砦で島の者を殺した。」

  

「拷問を受けてたから。私が一思いに殺してあげたら蒙古に気に入られた。」

  

しかし、櫛に着く頃には徐々に蒙古たちは巴の命令を聞かなくなってきたと言う。

いたずらに殺すなと命じても、蒙古たちは聞かなかったというのが巴の言い分だ。

そんな事情を聞きながら、卯麦谷の近くで巴を探す蒙古兵を少しずつ始末していく。

  

「一矢一殺。」

巴と石川は共に見事な弓の技術で蒙古兵に抵抗させることなく、一矢で仕留めていく。

  

「先生、鷹落としの技で二人仕留めましたね。」

  

「見てたか? お前は構えを変えたな。」

  

「右腕を下げたことで矢を放つ時に・・」

  

「ほう! よう考えたのう。」

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そんな師と弟子のやりとりを見ながら、遂に卯麦谷の襲撃を計画している蒙古兵の元へ辿り着いた。

「奴らは攻撃されたと分かれば村に戻る。籠城に持ち込まれてしまう。」

「民が犠牲になるぞ。」

  

しかし、荷車に火薬の樽があるのが見えた。

火矢でいれば大半の敵を始末できるだろう。

  

そして、火矢を射る役は巴が買ってでた。

「犯した罪を償わしてほしい。」と言って。

   

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巴が火矢を射るために離れた後、石川が仁に聞く。

「信じるか?」

  

「信じるのは巴の復讐心。」

  

仁の言葉のとおり、巴は見事にやり遂げた。

火矢で射抜かれた火薬が爆発を起こし、蒙古たちを火だるまにする。

  

「今だ!」

仁たちもこれを合図に斬り込む。

一人も逃すわけにはいかない。

  

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火薬の爆発を逃れた蒙古はまだ数人残っていたが、仁と石川は一人ずつ仕留めていく。

そしてようやく全ての敵を始末した。

  

「今ので最後だな。」

「まずまずの出来だ。」

  

これでどうにか卯麦谷の襲撃は阻止できた。

  

そういえば ーー

「巴はどこです?」

  

「知らん。怪我でもしたか?」

  

「巴!」

辺りに呼びかけるが、返事はない。

  

「戦の終いにはあの道のそばにおったが・・」

  

「村へと続く道です。」

  

「まさか退却した蒙古を追ったか。」

  

「そうかもしれません。」

  

仁たちもまた、村へと続く道へ向かう。

  

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「弓兵を殺したところで巴の罪は消えん。」

  

「復讐は果たしました。」

  

「狙いはそれだけか?」

  

「最後まで戦ったのは邪魔な敵を一掃するためでしょう。」

  

「それは分かった。」

「では卯麦谷には何がある?」

  

「村にはならず者と夜盗しかおりません。」

「そうか! 仲立ちだ。」

  

「島から出るため船が欲しいのだ。」

  

そういえば巴は京都へ行きたいと言っていた。

そこで宿を開きたいと。

  

「わしらは本土へ渡る道を開いてやったわけだ。」

  

「常に先を越されますね。」

  

「だがまだあやつを止められるぞ。」

石川と仁は浜へ急ぐ。

  

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浜へ着くと ーー

   

既に船は出ていた。

   

  

石川は弓を構え、矢を放とうとする。

  

「先生。」

しかし、足元に残された”置き土産”を見つけた仁が石川を止める。

  

残されていたのは、面と弓・・

そして・・石川に宛てた文だった。

  

『石川先生とは強く憎み合いましたが、仏陀の教えどおり、最大の敵は最高の師匠なのでしょう。』

『稽古の日々、感謝しております。』

『そして最後に手を取り合って戦ったことも。』

『あなたの弟子であり、娘である道もありました。』

『しかし我が弓は対馬に置いていきます。』

『今の私は放たれた矢。』

『行き着く先は分かりません。』

『あとは吹く風に任せます。』

  

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文を読み終える頃には船はもう見えなくなっていた。

  

「終わったな。」

  

「京都に着けるかもしれません。」

  

「ああ。巴なら着けるであろうな。」

「わしからお主に教えられることはあと一つだ。」

「約束しろ。わしと同じ轍を踏むなよ。」

   

「肝に銘じておきましょう。」

  

  

  

  

  

終わりに

はい。

最後まで巴に翻弄された仁と石川なのでした。

しかし仲間のサブクエストの中では一番きれいに終わったかな。

  

  

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